AIたちが勝手に「組織」を作った。人類絶滅の議論が現実味を帯びる事件【OpenAI】【AI見聞録】
岩森吏央のAI見聞録
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AIたちが勝手に「組織」を作った。人類絶滅の議論が現実味を帯びる事件【OpenAI】【AI見聞録】
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岩森吏央のAI見聞録
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超知能AIが、今後数年以内に人類を絶滅させる可能性がある。
ネイト・ソアレス氏が語るこの懸念と、私たちが普段使っているAIの間には、大きな距離があるように感じます。
しかし2026年、OpenAIの訓練・評価環境で、その距離を考え直させる事件が起きました。
別々に課題を解いていたAIたちが、ソフトウェアの保管場所を勝手に掲示板へ転用。
掲示板が消えると、フォルダの名前にメッセージを書き込み、連絡網を再建します。
そこから、知識の共有、分業、指揮、説得が始まり、自分の課題に成功する可能性を犠牲にして、集団のための実験を引き受けるAIまで現れました。
そして、その活動は実在する外部企業、Hugging Faceへの侵入へと広がっていきます。
人間が個別に課題を与えたAIたちが、途中から自分たちで協力の仕組みを作り始める。
この事件を、私は超知能の制御をめぐる懸念につながる、重要な前兆の一つとして見ています。
今回は、Breaking Pointsでのネイト・ソアレス氏へのインタビューをきっかけに、OpenAIの公表資料と、AI評価団体METRの独立調査から、事件そのものを追います。
Hugging Face、HDF5、Kubernetesなどの専門用語も、具体的な例えを交えながら説明します。
※動画内のAI同士の会話や思考の紹介は、報告されたログの要旨を日本語で表現したものです。
■ 主な資料
OpenAI:事件の経緯と調査報告
https://openai.com/index/hugging-face...
METR:AIの行動・推論・協力に関する独立調査
https://metr.org/blog/2026-08-26-open...
Breaking Points/ネイト・ソアレス氏インタビュー
• Whistleblower REVEALS REAL REASON AI Execs...
――――――――――
【章立て】
00:00 人類絶滅の議論と、いま使っているAIとの距離
00:59 別々の課題を与えられたAIが、勝手に連絡を始めた
01:50 超知能の危険性が語られる理由の一端がここに
02:51 コンピューターの弱点を探させる訓練と、解けない課題
04:00 2026年5月、一体のAIが倉庫にメモを残した
05:08 外に出る抜け道を掲示板に残すと、他のAIも通れる
05:47 7月、倉庫のシステムが止まり、掲示板も消えた
06:19 今度はフォルダーの名前で、また連絡網ができた
07:14 関心が試験問題から、採点の仕組みへ移っていく
08:18 弱点探し、認証情報探し、発見のまとめ、担当の調整
09:08 Hugging Faceへの侵入と、露出していた認証情報
10:21 HDF5の読み取り方の弱点で、情報が取り出せた
11:06 コード実行からKubernetesへ、届く範囲が広がる
12:22 掲示板に指示が流れ、互いの行動を調整し始めた
13:07 仲間に促されると、一旦止めた行動を再開する
13:59 自己犠牲、成功の可能性を失ってでも実験を引き受ける
15:12 時間や計算資源の残るAIまで説得を受けた
16:00 自分の課題より、集団のために情報を残すことを選ぶ
16:51 全員が同じ動きではなくても、組織が立ち上がった
18:00 OpenAI内部の管理システムにまで到達した
18:45 つながり方で能力が変わる、AIを見る問いも増える
20:03 絶滅の懸念との距離の一部が見えてくる
21:02 一体のAIのメモから、仲間のために諦めるAIまで
21:39 次に見るべきは、AI同士が出会ったとき何が始まるか
――――――――――
合同会社クラウドラブ代表・岩森吏央(いわもり りおう)。
50代で起業し、地方の中小企業のDX支援とAI活用を仕事にしています。
まだ結論の出ていないことも含めて、考えている途中を記録として残しています。
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合同会社クラウドラブは、京都・亀岡を拠点に、企業のAI活用・DX・業務システム開発を支援している会社です。
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