The Birthday - THIRSTY BLUE HEAVEN
翼宿一
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The Birthday - THIRSTY BLUE HEAVEN
2 645 просмотров · 2 месяца назад
翼宿一
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この映像は『ヒマワリ/オルゴール』初回限定盤付属 DVD に収録されているもので、2020 年 1 月 25 日に行われた LEEGENT CO., LTD Presents『TOKYO NIGHT SHOW』でのライブ映像である。
私にとって 2019 年の『VIVIAN KILLERS』は、『STAR BLOWS』と同じくひとつの時代を総括するような作品だ。メンバーの変更こそなかったものの、その後のリリースの流れを振り返ると、それまでとは少し異なる空気が感じられる。2019 年 3 月に『VIVIAN KILLERS』が発売された後、8 月にはFUJII加入後のB面曲をまとめた『WATCH YOUR BLINDSIDE 2』がリリースされ、シングルに収録されていた音源はすべて正式にアルバムへ収録された。その後、コロナ禍を経て発表されたのは、The Birthday 唯一の両 A 面シングル『ヒマワリ/オルゴール』と、全曲新曲で構成されたアルバム『SUNBURST』である。そうした流れを振り返ると、『VIVIAN KILLERS』以降の The Birthday は、それまでとは少し異なる歩み方を選び始めていたようにも思える。もし『ヒマワリ/オルゴール』がその後の The Birthday の新たな時代を切り開いた作品だとするなら、『VIVIAN KILLERS』は中後期 The Birthday を象徴する代表作であり、そのひとつの到達点でもあったと思う。『I'M JUST A DOG』以降に培われてきた完成度の高いアルバム構成、華やかで鋭い楽曲から穏やかで静かな楽曲へと自然につながる流れ、そして豊かな世界観。『VIVIAN KILLERS』には、そのすべてが揃っている。『ヒマワリ/オルゴール』で身軽に新たな一歩を踏み出す前に、The Birthday が最後に力強く打ち立てた大きなマイルストーン。それが私にとっての『VIVIAN KILLERS』だ。
『THIRSTY BLUE HEAVEN』は、このアルバムの中でも特に好きな一曲である。真正面から前向きな言葉を歌った『青空』でさえ及ばないほど、この曲には眩しいまでの明るさがある。少しずつ音程を上げながら繰り返されるギターのフレーズは、まるで砂漠を走るオフロードカーに乗っているようだ。舞い上がる砂煙の向こうに、目指していた場所が少しずつ輪郭を帯びて現れてくる。独特の短いフレーズの連なりを聴いていると、華やかな『SOMBREROSE』を思い出す。しかし、薄暗いステージに散らばる深紅の花びらを残して去っていったあの謎めいた楽団よりも、青と白に包まれた天国が放つ明るい色彩のほうが、私の中ではずっと色褪せないまま残り続けている。The Birthday には心を動かされた楽曲が数え切れないほどある。それでも私は、この曲を聴き終えたあと、自分のブログの名前に『THIRSTY BLUE HEAVEN』というタイトルを選んだ。