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【観測284】中層固定物記録|動かない一点

特異事象調査室

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【観測284】中層固定物記録|動かない一点

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特異事象調査室
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太平洋側の■■島の沖で、水深約40メートルの海底の台地、■■堆の上を、台風を避けた大型ばら積み船が通過し、同じ夜に沈没した。 2025年9月18日夜、鉄鉱石を積んだ全長292メートルの外国籍の大型ばら積み船は、台風の接近を受け、■■島と本土の間の水道へ針路を変えた。 19日午前2時58分、船は■■堆の上に入った。航海情報記録装置には、3時1分過ぎから約35秒間、低くこすれる音が記録されている。 船は4時39分に沈没し、乗組員21名のうち15名が■■保安庁に救助された。2名が死亡し、4名は見つかっていない。 事故の原因を調べる■■安全委員会が、水深約1,150メートルの海底の船体を水中ロボットで撮影すると、右舷の船底には細長い切り口が6本、合わせて約31メートルあり、どの切り口も、端から端まで幅約13ミリでそろっていた。 折れ目から見える船内の隔壁には、どれにも、ゆがんだ六角形の穴が一つずつ開いていた。 国の船の研究所は、傷はいずれも、水中で動かない一点を船が揺れながら通り過ぎた跡と考えると、位置・高さ・向きが合うと結論した。 その物が水深17メートル前後に固定されている理由は、船体の工学の範囲では説明できないと記されている。 2026年3月、委員会は国を通じて特異事象調査室に照会した。 日本の船長の間では、2001年ごろから「台風のとき■■堆の上は通るな」と言われていた。 特異事象調査室の記録から経過を辿る。 特異事象調査室|観測284 中層固定物記録 本作はフィクションです。事件・人物・組織・船・会社・研究所・委員会・調査記録は架空であり、実在の地域や団体、船舶で起きた出来事を伝えるものではありません。作中の観測・数値・海図の記載・航行警報・行政の決定は創作です。 映像にAI生成素材を使用しています。 音声:VOICEVOX:冥鳴ひまり 効果音:小森平((c)Taira Komori) #モキュメンタリー #ホラー #特異事象調査室