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なぜ誠実な男より、約束を破る男が選ばれるのか【進化心理学×行動経済学】

人間脳解剖の時間

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なぜ誠実な男より、約束を破る男が選ばれるのか【進化心理学×行動経済学】

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人間脳解剖の時間
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三年間、話を聞き続けた男が振られ、約束を平気で破る男が選ばれる。 この光景を、人はいつも同じ言葉で説明します。「女は結局、悪い男に惹かれる」と。 ですが、その説明は2003年の実験ではっきり否定されています。被験者が選んだのは、誠実な男のほうでした。 では、なぜ現実ではこの光景が繰り返されるのか。 原因は相手の好みではなく、優しさという行動そのものが持つ、ある性質にあります。 経済学者マイケル・スペンスが1973年に示した「シグナリング理論」と、生物学者アモツ・ザハヴィが1975年に唱えた「ハンディキャップ原理」。この二つを手がかりに、誠実さが伝わらなくなる仕組みを追いました。 そして終盤、クジャクの尾をめぐる2008年の日本の観察が、この話をもう一段ひっくり返します。