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【何があるのか?】三重県の山中にある「神秘の温泉郷」に宿泊してみた

ココロ旅道中

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【何があるのか?】三重県の山中にある「神秘の温泉郷」に宿泊してみた

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今回は、三重県の山中に存在する「謎の温泉郷エリア」・榊原温泉へ行ってきました。 大阪難波から近鉄特急「伊勢志摩ライナー」に揺られること約1時間15分。奈良盆地を抜け、榛原、名張と山をいくつも越えた先にある榊原温泉口駅は、もともとお伊勢参りの路線の途中に、地元の佐田集落のために置かれた「佐田駅」でした。そこから送迎バスで山道を約10分。駅と温泉郷がこれだけ離れているのには、温泉が湧く仕組みそのものに理由がありました。 実はこの榊原温泉、平安時代には有馬・玉造と並んで日本三名泉に数えられた名湯です。伊勢神宮へ参る前に身を清める「湯ごり」の湯として、千年も昔から敬われてきました。火山のないこの山の中で、断層の隙間から湧き出す強いアルカリ性の湯。その美肌の湯を、旅館 清少納言さんで体感してきました。 一方で、江戸時代の湯治場として賑わい、バブルの団体旅行で二度目の隆盛を迎えたこの温泉郷は、ブームが去ったあと静かに姿を変えていました。植物に飲み込まれた旅館、国民宿舎の跡、宴会の大広間とカラオケが残る館内。温泉の神様を祀る射山神社には、湯の湧く場所とともに山の上から移ってきたという話が残っています。 そして忘れてはならないのが、清少納言との縁。枕草子にこの地の古い名前「七栗」を書き残した、ただそれだけのことが、千年の時を越えて旅館の名前や「恋の湯」という売り出し方を今も決めています。地酒の飲み比べとぼたん鍋をいただきながら、その栄枯盛衰に思いを馳せました。 地元・三重県津市と大阪を結ぶ通り道で、いつも当たり前のように通り過ぎていた駅。ひとたび降りてみるだけで、これだけ思いもよらない世界が広がっていました。目的もなく、ただ気になったから泊まりに行く。そんな1泊2日の旅を、ぜひ最後までご覧ください。 ▼今回のルート 大阪難波 → 近鉄特急「伊勢志摩ライナー」 → 榊原温泉口駅 → 送迎バス → 旅館 清少納言 → 射山神社 → 国民宿舎 紫峰閣跡 → 旅館 清少納言(泊) → 榊原温泉口駅 #旅行 #近鉄特急 #ひとり旅