【南鳥島レアアース】米国の大鉱山は「中国によって潰されました」海底には「中国をぶち抜いて」世界一の資源…発見者が国会で「今がラストチャンス」【加藤泰浩/百田尚樹/参政党】
清水 圭介 2480
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【南鳥島レアアース】米国の大鉱山は「中国によって潰されました」海底には「中国をぶち抜いて」世界一の資源…発見者が国会で「今がラストチャンス」【加藤泰浩/百田尚樹/参政党】
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南鳥島の海底で見つかったレアアース。2026年3月11日の参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会で、発見した東京大学の加藤泰浩教授が参考人として意見を述べました。中国がレアアースで日米欧に圧力を掛けるなか、日本はどう動くべきか。参政党の後藤翔太議員、日本保守党の百田尚樹議員、社民党のラサール石井議員との質疑とあわせて、リリーが解説してお届けします。
加藤教授はまず、中国が輸出を規制した場合の日本の損失が、1年間で2兆6400億円と見積もられていることを紹介しました。レアアースの中国のシェアは生産で69%、使える形に仕上げる精錬では91%。さらに、南鳥島の排他的経済水域の外側にある公海で中国が盛んに資源の調査を進めていることを挙げ、「南鳥島近海の公海上の資源は中国に先に開発されてしまう可能性があるというふうに懸念をしております」と述べています。
では、南鳥島の海にはどれだけの資源が眠っているのか。教授が示した資源量の見積もりと、アメリカの大鉱山が「中国によって潰されました」という歴史から導いた対抗策は、10:00からご確認ください。
後半は議員との質疑です。参政党の後藤議員は、事業として成り立つまでの時間と、日本の外交カードになるのかを質問しました。百田議員は、採掘を民間と国のどちらでやるべきかを尋ねています。石井議員は、中国がレアアースの精錬で出るウランやトリウムをどう処理しているのかを質問しました。
―― 用語解説 ――
◆ レアアース:電気自動車やLED、燃料電池などに欠かせない17の元素の集まり。日本は主に中国から年間860億円輸入している。中国のシェアは生産69%、精錬後は91%と加藤教授は説明した。
◆ レアアース泥:海底に積もった、レアアースを多く含む泥。加藤教授のチームが2011年に太平洋で見つけ、2012年に南鳥島の排他的経済水域にもあると発表した。放射性元素を含まないのが特長。
◆ 排他的経済水域:島や陸地から約370キロの範囲で、その国が海の資源を開発できる海域(EEZ)。外側は公海。中国が南鳥島のEEZの外側の公海で盛んに調査していると加藤教授は指摘した。
◆ 精錬:掘り出した原料から、使える金属や酸化物を取り出す工程。1960年代は日本がリードしていたが、1975年以降は中国で行われるようになり、安値攻勢で日本の事業は縮小した。
◆ ダンピング:採算を度外視した安値で売り、ライバルを市場から追い出すこと。世界の60%を生産していた米国のマウンテンパス鉱山は、中国のダンピングで2002年に閉山に追い込まれた。
―― もくじ(タイムスタンプ)――
0:00 ダイジェスト
0:55 オープニング
1:23 加藤泰浩教授(東京大学)の意見陳述スタート
1:43 中国がレアアースで日米欧に圧力 輸出規制なら日本の損失は?
2:19 中国の独占 生産69%・精錬91% その背景
4:00 中国が南鳥島周辺の公海で資源調査 教授の懸念
5:38 レアアース泥の一番の長所
5:48 2013年の調査で見つかった高濃度の泥
7:29 排他的経済水域のわずか1%で1600万トン
7:59 日本の精錬技術はなぜ縮小したのか
9:08 「経済性は絶対無理」説への反論
10:00 米国の大鉱山マウンテンパスに何が起きたか
10:28 中国の値下げ攻勢への対抗策「差額補填」
12:35 結論 日米欧連携とイニシアティブ
13:55 後藤翔太議員(参政党)「日本の強い外交カードと言えるのか」
15:25 百田尚樹議員(日本保守党)「民間か国か」
17:07 百田議員が考えた中国のダンピング攻勢
17:34 ラサール石井議員(社民党)中国はウラン・トリウムをどう処理?
18:48 今回のまとめ
20:25 用語解説
22:09 エンディング
―― この動画の独自リサーチ ――
質疑の映像に加えて、国会会議録(2026年3月11日 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第1号)の原文と一言一句を突き合わせ、字幕を発言どおりに起こしています。加藤教授が示した数字(輸出規制時の損失見積もり年2兆6400億円、中国のシェア 生産69%・精錬91%、南鳥島の排他的経済水域の1%で1600万トン、中国が3割値下げした場合の差額補填 年152億円)は、すべて陳述の原文から拾って整理しました。意見陳述は約21分あるため、中国との関係と日本の対抗策に関わる部分を中心に、発言の順番どおりにつないでいます。
―― 出演 ――
加藤泰浩(参考人/東京大学大学院工学系研究科長・工学部長、同研究科システム創成学専攻教授)、後藤翔太(参政党/参議院議員)、百田尚樹(日本保守党/参議院議員)、ラサール石井(社会民主党/参議院議員)
―― 引用元 ――
・参議院インターネット審議中継(2026年3月11日 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会)
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/deta...
・国会会議録検索システム(第122115364X00120260311 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会 第1号)
https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115364X001...
―― クレジット ――
ナレーション:VOICEVOX:波音リツ
BGM: "Hot Pursuit", "Calmant", "Infinite Perspective" by Kevin MacLeod (incompetech.com)
Licensed under Creative Commons: By Attribution 4.0
http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
#南鳥島 #レアアース #加藤泰浩 #国会 #参政党