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フランスの債券を日本は23.8兆円持っている 利回りはイタリアを上回り、日本のお金は家に帰り始めた

株りこの倍々株採掘所

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フランスの債券を日本は23.8兆円持っている 利回りはイタリアを上回り、日本のお金は家に帰り始めた

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フランスの10年国債の利回りが、今月の初めに一時5%を超えました。2002年以来の高さです。9月の月平均は4.44%で、2008年7月以来。長くヨーロッパで借金の多い国の代表とされてきたイタリアの4.36%や、かつて財政危機の中心にいたギリシャの4.22%よりも、フランスのほうが高い金利を求められています。1991年以降、月の平均でフランスがイタリアを上回った月は5回しかなく、その5回はすべて2025年12月より後です。土曜日にはフランス全土で約55万人が参加する抗議の行動があり、ユーロは1ユーロ1.116ドルと17か月ぶりの安さまで下げました。 なぜフランスの金利がここまで上がっているのか。政府の借金は経済の規模の119%と戦後最高で、財政赤字は2026年に5.4%へ増える見込みです。ヨーロッパの約束である3%には遠く、ルコルニュ首相の政権は議会で過半数を持たない少数与党。10月1日に出した2027年の予算案では約540億ユーロの立て直しを掲げましたが、赤字の目標は5.0%にとどまります。国債の利払いは2026年の約790億ユーロから2027年は約910億ユーロ、日本円で約16兆円に増える見込みで、2027年の国債の発行予定は3,400億ユーロと過去最大です。 この動画では、そのフランスの債券を日本がどれだけ持っているのかを、国の統計から数えました。2025年の年末で、日本がフランスに持っている債券は23兆8,500億円。日本が持つ外国の債券367兆5,242億円のうち6.5%で、アメリカ、ケイマン諸島に次ぐ3位です。ドイツの10兆3,000億円の2倍以上にあたり、国民1人あたりでは約19万4千円になります。ただ、その割合は2021年の8.3%から下がり続けていて、国際的な統計でも、日本はフランスの長期の債券を持つ国の順位で2023年の3位から2025年の7位まで下がりました。 日本のお金の動きも、月ごとの売り買いで追っています。日本が大きく買い越したのは2019年の4兆2,569億円と2016年の3兆7,986億円で、どちらも日本の10年国債の利回りが年平均でマイナスだった年です。当時はユーロの短い金利のほうが低く、為替ヘッジの費用もほとんどかかりませんでした。逆に2024年は4兆6,781億円の売り越しと、2014年以降で最大。いまは日本の10年国債が2.958%まで上がり、ヨーロッパ中央銀行の2.50%と日銀の1.25%の差がヘッジの費用として毎年差し引かれます。ヘッジ後のフランス国債の上乗せは、報道では約0.4%にすぎません。2026年1月から8月には、日本はアメリカの国債も5兆円あまり売り越していて、日本の金利が上がったことで外に出ていたお金が家に帰り始めている様子が数字に表れています。 ヨーロッパ中央銀行には国債の急な値下がりを止めるTPIという仕組みがありますが、財政のルールを守っていることが条件で、フランスにそのまま使うのは難しいと見られています。今週は予算の採決、そして10月23日にはムーディーズの格付けの見直しが予定されています。仕組みとして1文にまとめると、日本の低い金利で集めたお金がフランスの赤字の一部を支えてきた構造が、日本の金利の上昇でほどけ始めている、ということです。ぜひ最後までご覧ください。 📌 取り上げた銘柄(5銘柄) 第一生命ホールディングス(8750) / T&Dホールディングス(8795) / 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) / BNPパリバ / ソシエテ・ジェネラル ⚠️ 投資は自己責任でお願いします。本動画は特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。数字は参考値です。 #フランス国債 #フランス #国債利回り #ユーロ #ユーロ円 #イタリア国債 #日本国債 #為替ヘッジ #生命保険 #格付け #ムーディーズ #ヨーロッパ中央銀行 #日銀 #債券 #株リコ