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なぜ友達が敵に変わるのか。フレネミーはこうして生まれる【社会心理学×進化心理学】

しずかな合理

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なぜ友達が敵に変わるのか。フレネミーはこうして生まれる【社会心理学×進化心理学】

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しずかな合理
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友人から、良い知らせが届く。 昇進した。結婚が決まった。夢が叶った。 あなたは「おめでとう」と返す。その言葉に嘘はない。 だが送信したあと、胸の奥にわずかな重さが残る。 そして慌てて、その感覚に蓋をする。 英語には、この関係を指す言葉がある。フレネミー。 一般には、笑顔で近づき裏で足を引っ張る特殊な人間を指す言葉として使われる。 だが心理学のデータは、まったく別のことを示している。 平均的な人間の社会的ネットワークの、およそ半分が、この関係に分類される。 そして血圧を測ると、人はそういう相手といるときに最も高い数値を示した。 明確に嫌いな人間といるときよりも、高かったのだ。 なぜ、友人の成功だけが胸に刺さるのか。 その感情は、どのようにして作られるのか。 社会心理学と進化心理学のデータから、この構造を解剖します。 〜チャプター〜 00:00 その「おめでとう」の直後に 01:28 物差しになる人 03:12 誇りと、棘の分かれ目 05:51 協力と競争は、同じ相手だった 08:03 友人にだけ、難しいヒントを 10:12 なぜ、切れないのか 12:49 物差しが無限になった時代 14:33 あなたも誰かのフレネミー 〜参考文献〜 フェスティンガー(1954)「人は自分の価値を、自分と似た相手との比較でしか測れない――社会的比較理論」『Human Relations』 テッサー & スミス(1980)「重要な課題では、人は見知らぬ他人より友人にこそ難しいヒントを渡す」『Journal of Experimental Social Psychology』 テッサー(1988)「近しい相手の成功は、自分に重要な領域なら脅威となり、無関係な領域なら誇りとなる――自己評価維持モデル」『Advances in Experimental Social Psychology』 ホルトランスタッド ほか(2003)「良い面と悪い面が同居する相手といるとき、血圧は嫌いな相手といるときよりも高くなる」『Health Psychology』 ホルトランスタッド & ウチノ(2019)「社会的ネットワークの約半分は、好意と負担が同居する関係である」『Perspectives on Psychological Science』 ウチノ ほか(2012)「そうした関係を多く抱える人ほど、テロメアが短い傾向がある」 ※ ここで紹介するのは、あくまで統計的な傾向であり、個々人の関係や性質を断定するものではありません。 しずかな合理 一人ひとりは正しく振る舞っているのに、なぜ全体だけが壊れていくのか。 身近な現象の底にある構造を、心理学・脳科学・行動経済学のデータから解剖しています。 #フレネミー #人間関係 #嫉妬 #心理学 #社会心理学 #進化心理学 #自己肯定感 #マウント #友達 #しずかな合理