なぜ日本人は「悪政」を放置するのか――フロムに学ぶ
適菜収の政治解説
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なぜ日本人は「悪政」を放置するのか――フロムに学ぶ
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適菜収の政治解説
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多くの人間は、自由に耐えることができない。
だから、隷属を求める。
政治がおかしい。
権力者がウソをつく。
不祥事が繰り返される。
それでも、大きな怒りは長続きせず、いつの間にか忘れてしまう。
なぜ私たちは、悪政を目の前にしながら、それを放置してしまうのでしょうか。
フロムは、近代人が自由を獲得する一方で、孤独、不安、無力感を深めていった過程を分析しました。そして、その不安から逃れるため、人間は強い権威に服従したり、周囲と同じ考えに自分を合わせたりするようになると考えました。
中世社会、宗教改革、資本主義、ナチズム。
フロムが描いた「自由からの逃走」の歴史をたどりながら、現在の日本で起きていることを考えます。
なぜ権力への批判より、権力への同調が生まれるのか。
なぜ政治的な熱狂は人々を引きつけるのか。
そして、なぜ悪政は放置されるのか。
フロムの分析は、現在の日本を考えるうえでも重要な手がかりを与えてくれます。
【関連書籍】
『自由からの逃走』
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『高市早苗という病』
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