若妻の...夜はすごい...【朗読・小説】
夜の朗読 AYAの部屋
0:00 / 0:00
若妻の...夜はすごい...【朗読・小説】
4 518 просмотров · 1 месяц назад
夜の朗読 AYAの部屋
11,3 тыс. подписчиков
4 518 просмотров · 1 месяц назад
チャンネル登録して頂ければ嬉しいです。励みになります。
こちら↓↓
/ @ayanoheya993
【作品名】
若妻の...夜はすごい...【朗読・小説】
【ストーリー】
彼が先に降り、私に手を差し出した。私はその手をとって、ゆっくりと車を降りる。清らかに、しとやかに。誰かが見ているかもしれないから。
でも、エレベーターの扉が閉まって、二人きりになった瞬間
私は、彼のネクタイに手をかけた。
「……詩織」
貴之さんが、少しだけ狼狽したように私の名を呼ぶ。私は彼のネクタイの結び目に指をかけたまま、上目づかいに彼を見上げた。
箱のなかには、私たち二人きり。階数を示す数字が、ゆっくりと上っていく。
「今日、ずっと我慢してたの」私は言った。声は、さっきまでの控えめなものとは、少しだけ違う。低く、甘く、まっすぐに。
「あなたのこと、ずっと見てた。あんまり素敵だから」
「……人前で、変なこと言うな」
「二人きりよ」
私は爪先立ちになって、彼の耳もとに唇を寄せた。触れるか触れないか、その距離で、囁く。
「それに、変なことなんて、まだ言ってないわ」
彼の喉が、ごくりと動いた。四十四歳の、落ち着いた大人の男。取引先の前では一分の隙もない人。その人が、私の前でだけ、こんなふうに崩れていく。
#朗読
#朗読劇
#睡眠
#asmr