【日本一の秘境駅】JR小幌駅 廃止危機から観光資源へ ふるさと納税で維持 キハ40形特別列車の10年記念ツアー
HBCニュース 北海道放送
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「日本一の秘境駅」と呼ばれる無人駅が北海道にあります。かつては、廃止の危機にあった無人駅はいまでは、地元にとって立派な観光資源に成長しました。
トンネルを抜けると、そこは、「日本一の秘境駅」と呼ばれるJR小幌駅です。
北海道胆振の豊浦町の山の中に位置しトンネルとトンネルの間のわずか80メートルあまりに設置された無人駅です。
周囲は、色づいた木々に囲まれ紅葉も進んでいました。
■町がふるさと納税の寄付で存続
小幌駅は、2015年にJR北海道が廃止の方針を示しましたが、豊浦町が観光資源として活用するため、ふるさと納税の寄付で維持・管理費を負担して存続させています。
■10年記念の特別ツアーは、キハ40形の特別列車
小幌駅の維持管理が豊浦町に移行されて10年。
記念の特別ツアーは60人の定員が1日で埋まる人気ぶりでした。
乗り込む車両はJR北海道では現役を引退した「キハ40形」で、この日だけの特別列車が「秘境駅」に向けて出発しました。
豊浦町からの参加者
「すごく楽しみで、乗っていてもすごく興奮しています」
長万部町からの参加者
「一回行ってみたくて、ちょうどいいと思って申し込んだ」
■町長・屋敷 要さんも合流 秘境駅に降り立つ
豊浦駅からは杉谷町長と元プロ野球選手で鉄道写真家としても知られる屋鋪要さんらが合流。そして、ツアーの一行はお目当ての「秘境駅」に降り立ちます。
車や徒歩で、たどり着けない無人駅。ツアーの参加者たちは駅名表と一緒に記念撮影をしたり、通り過ぎる列車をカメラに収めたりするなど特別な時を過ごしました。
長万部町からの参加者
「全部周りが囲まれていて異様な空気。不思議な感じ」
元プロ野球選手・鉄道写真家 屋鋪 要さん
「小幌に来たのはきょうが初めて。わずか87メートルのトンネルとトンネルの間に、ロマンがある」
豊浦町 杉谷佳昭町長
「10年前に初めてJRと協定を結んで(小幌駅を)維持したので、そこから少しずつ広がってきた気もする。そういう意味では維持管理できてよかった」
約80分の滞在はあっという間に終わり、大満足の参加者を乗せた特別列車は「秘境駅」を後にしました