15年間無遅刻無欠勤の私が息子の看病で休む連絡をすると上司「有給0日だけど大丈夫?」→「15年間一度も使ってないですよ!?」【スカッと】
花金ハッピートーク
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15年間無遅刻無欠勤の私が息子の看病で休む連絡をすると上司「有給0日だけど大丈夫?」→「15年間一度も使ってないですよ!?」【スカッと】
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花金ハッピートーク
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私は食品メーカーの事務職として、15年間働いてきた。
高校を卒業して入社してから、一度も遅刻も欠勤もしたことがない。
熱があっても、多少体調が悪くても、できる限り出勤してきた。もちろん、周りにうつす恐れがあるときは会社の指示に従っていたが、それ以外は仕事を優先していた。
「真面目だね」
「あなたがいると安心するよ」
同僚からそう言われることもあり、私は会社に貢献できていると思っていた。
ところが、私の直属の上司である田中課長は、そんな私の働き方を当然のことだと思っていた。
「佐藤さんは休まないから助かるよ。君みたいな人がいると、シフトも組みやすいからね」
そう言いながら、急な仕事を頼んできたり、他の社員の休みを埋めるよう指示したりすることが増えていた。
私は子育てをしながら働いていたが、夫と協力し、何とか家庭と仕事を両立していた。
そんなある日の朝、息子が高熱を出した。
顔を真っ赤にして苦しそうにしている息子を見て、私はすぐに病院へ連れていくことにした。
そして、会社に電話をかけた。
「課長、申し訳ありません。息子が高熱を出してしまって、今日は看病のために休ませていただけないでしょうか」
すると田中課長は、面倒くさそうな声で答えた。
「え? 今日休むの? 急に言われても困るんだけど」
「申し訳ありません。急なことで……」
「まあ、いいけど。ところで佐藤さん、有給0日だけど大丈夫?」
私は一瞬、何を言われたのか分からなかった。
「……え?」
「だから、有給休暇は残ってないよ。休むなら欠勤扱いになるけど?」
私は慌てて答えた。
「15年間、一度も使ってないですよ!?」
電話の向こうで、課長は鼻で笑った。
「知らないよ。システム上、残ってないんだから。休みたいなら休めば? その代わり、仕事が遅れたら自分で責任を取ってね」
私は言葉を失った。
有給休暇を申請したことは何度かあった。しかし、そのたびに課長から「今は忙しい」「人が足りない」「別の日にしてほしい」と言われ、結局、取得を見送ってきたのだ。
それでも、休暇が消えているなんて思ってもいなかった。
私は息子の看病を優先し、その日は休むことにした。
息子を病院へ連れていき、薬を受け取って家に戻ったあと、私は会社の就業規則と勤怠システムの記録を確認した。
すると、疑問が次々と浮かんできた。
有給休暇の付与日数と残日数が一致しない。取得した覚えのない日に、休暇を使った記録が登録されているものもあった。
私は過去の給与明細や勤怠記録を保存し、翌日、人事部へ相談することにした。
「私の有給休暇について確認していただきたいんです。取得した覚えのない記録があり、残日数も合っていません」
人事担当者は資料を確認し、表情を曇らせた。
「こちらでも記録を確認します。勤怠の登録履歴も調べますので、少しお時間をください」
数日後、人事部から呼び出しがあった。
そこには、田中課長も同席していた。
人事担当者が説明を始めた。
「佐藤さんの勤怠記録を確認したところ、本人が申請した記録のない有給休暇が登録されている日が複数見つかりました。また、申請を取り下げた記録についても、経緯が明確ではありません」
田中課長は、慌てて口を挟んだ。
「いや、それは事務処理上の問題ですよ。本人も休んでいなかったわけですし、現場が回るように調整していただけです」
人事担当者は冷静に続けた。
「実際に休暇を取得していない日に、有給休暇を取得したものとして処理することは認められません。登録を行った経緯について、さらに調査する必要があります」
私は驚きながらも、静かに言った。
「私は、休暇を使ったことにされているなんて知りませんでした。息子の看病で初めて休みをお願いしただけなのに、残っていないと言われたんです」
課長は何も答えられなかった。
その後、人事部は勤怠記録や申請履歴を詳しく調べ、関係者への聞き取りを行った。私以外にも、休暇の申請を何度も取り下げるよう求められた社員や、取得記録に疑問を持っていた社員がいたことが分かった。
会社は記録の訂正が必要な箇所を確認し、私の有給休暇の残日数を改めて算定した。取得できていなかった休暇についても、法令と会社の規定に沿って対応を進めることになった。
田中課長は管理方法について厳しく指導され、勤怠管理の担当から外された。会社全体でも、休暇申請を上司の都合だけで取り下げさせないよう、申請と承認の手順が見直された。
後日、人事担当者から、私は正式に説明と謝罪を受けた。
「佐藤さんには、長い間ご不便をおかけしました。今後は安心して休暇を申請できるよう、管理体制を改善します」
私はその言葉を聞き、ようやく胸のつかえが取れた気がした。
息子も元気を取り戻し、私はまた仕事に戻った。
以前の私は、休まないことこそが会社への誠意だと思っていた。
でも、働く人には休む権利がある。家族を看病することも、自分の体を大切にすることも、決して後ろめたいことではない。
15年間、無遅刻無欠勤だったことを誇りに思う気持ちは今も変わらない。
ただ、これからは必要なときにきちんと休み、家族との時間も大切にしながら働いていこうと思う。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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