【地獄絵図】若き武藤が前田にボコボコに。「あんたらのやってるのは、プロレスじゃねえんだよ!」武藤の一言で新日本とUWFの懇親会で大ゲンカ。虚像だらけの「熊本・旅館破壊事件」の真実とは? #プロレス
オレたちのプロレスと格闘技の考察
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【地獄絵図】若き武藤が前田にボコボコに。「あんたらのやってるのは、プロレスじゃねえんだよ!」武藤の一言で新日本とUWFの懇親会で大ゲンカ。虚像だらけの「熊本・旅館破壊事件」の真実とは? #プロレス
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「明日、Uと飲むからよ」
事件が起きる前日、そう言い出したのは、新日本のナンバー2だった坂口征二だった。
旧UWFの活動停止後、86年1月から新日本のリングに上がり始めた前田たちと、新日本の選手たちとでは、基本的なファイトスタイルや思想が大きく異なっていた。だが、そうはいっても、観客が観て満足できる試合を両者が行うためには、基本的な信頼関係が必要である。そう考えた坂口は、新日本本隊とUWFとの懇親を深めるための飲み会を企画した。
水俣市体育館で試合を終えた後、旅館の宴会場に外国人を除いたレスラーが集結。中央にはアントニオ猪木や坂口が座り、途中からUWF勢、リングスタッフやスポーツ紙や専門誌の記者、カメラマン、中継のテレビ朝日関係者なども集まり、合計で数十人が参加していた。
この酒宴の場で起きた出来事のすべてを言いつくすことはできないが、ことの発端は、武藤敬司が前田に対して放った一言だった。
当時現場にいた船木誠勝が言う。
「まず口ゲンカです。ドン荒川さんが、『武藤、オマエ、日明に言うことないのか』みたいなことけしかけて、それで武藤さんが『あんたらのやってることはプロレスじゃねーよ』って言い出した。その言葉を聞いて、前田さんが一気に武藤さんのところに飛んで行きましたね。斜め正面ぐらいに座っていたんです。武藤さんもまさかそこまで来るとは思っていない。前田さんはあっという間に馬乗りになってボコボコにしていました」
ブチ切れた前田を止めようと、すぐに周囲のレスラーが割って入ったことで、その場はなんとかおさまったものの、他の多くのレスラーたちも酔いはじめ、現場は徐々に修羅場となっていった。
そしてこの飲み会の企画者である坂口までもが大いに酔っ払ってしまい、前田を挑発した。
「『前田、オマエ、来い!』と言って、なぜか寝転んだ。俺が相手してやるって」
そう言われたら前田も遠慮はしない。
船木は「前田さんは1発2発、本気で坂口さんにストンピング入れていました」と語っている。
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