1500年続いた日本最大の縄文都市は、なぜ突如として消えたのか?【睡眠導入・作業用BGM】
眠りのための静かな日本史
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1500年続いた日本最大の縄文都市は、なぜ突如として消えたのか?【睡眠導入・作業用BGM】
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眠りのための静かな日本史
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今夜あなたが眠りにつくその場所で、今から五千九百年前、青森の地に生まれ、千五百年もの間途切れることなく栄え続けた「日本最大の縄文のむら」三内丸山遺跡の、豊かさと静かな旅立ちの記憶へタイムスリップしてみませんか。
大人が両手を広げても届かない、直径一メートルもの巨大な栗の木を六本高くそびえ立たせた大建物。 五百軒を超える竪穴住居と、三十メートルに及ぶ長い集会所。 遠く新潟の糸魚川から運ばれた美しい緑のヒスイや、北海道の黒曜石。 三内丸山は、私たちが教科書で習ってきたような「その日暮らしの狩猟採集」ではなく、自然の手入れをし、大きな栗の木を選んで育て、遠い土地と交易を行う、豊かで静かな都市でした。
飛鳥時代から現代までと同じ、千五百年という途方もない時間。 五十代、六十代にわたって親から子へ、子から孫へと受け継がれてきた命の営み。 かつての青森は、今より気温が二度高く、仙台のように温暖で、豊かな海と栗の森に恵まれていました。
けれど、いまから四千二百年前。 地球の静かな気候のうつり変わりとともに海の水温が二度下がり、栗の森は少しずつ針葉樹の森へと姿を変えていきます。 人々は争うこともなく、大きな災いに襲われることもなく、ただ食べ物を求めて家族ごとに小さな村へと静かに散っていきました。
今夜は、太古の栗の森を渡る温かな風の音や、土器のなかで湯気がたちのぼる「ぐつぐつ」という心地よい音に身を委ねながら、ゆっくりと眠りの底へ沈んでいってください。 四千年前のあたたかな火のそばと同じ静けさが、今夜のあなたの眠りを優しく包み込んでくれます。
【目次】 00:00 オープニング:球場建設の工事現場から目覚めた、五千年前の巨大都市 12:15 教科書を書き換えた衝撃:500軒の竪穴住居と30メートルの長屋 25:30 直径1メートルの巨木:石の道具だけで立てられた六本柱の謎 39:10 奇跡の栗の林:野生ではなく、人間が選んで育てた「縄文の農”」 54:15 海の底の泥が語る真実:5000年前の青森は2度温かく、仙台と同じ気候だった 01:10:25 糸魚川のヒスイと黒曜石:はるか遠い海と山を結んだ交易の網の目 01:26:40 千五百年という長さ:飛鳥から令和まで一度も途切れなかった村の記憶 01:42:15 4200年前の寒冷化:海温が2度下がり、針葉樹へと移り変わる森 01:58:30 争いなき解散:家族ごとに静かに次の土地へと旅立った朝 02:14:00 4000年の沈黙を越えて:いま私たちの足元に眠る温かな命の連なり 02:30:00 エンディング:秋田・青森の山々に沈む夕陽と、今夜のあなたの安らかな眠り
▼ *関連動画(あわせてご覧いただくと、縄文の暮らしと地球の歴史が深く繋がります)* ・【前夜】なぜ海のない埼玉や群馬から「大量の海の貝」が出るのか?