【深田晃司監督に聞く】『ナギダイアリー』制作秘話―「オーディションで泣きそうになったのは初めて」
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【深田晃司監督に聞く】『ナギダイアリー』制作秘話―「オーディションで泣きそうになったのは初めて」
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松たか子さんが主演を務め、石橋静河さん、松山ケンイチさんが共演する、深田晃司監督の映画『ナギダイアリー』。企画から9年をかけて完成した本作について、深田監督に聞きました。「オーディションで泣きそうになったのは初めて」と語った若いふたりのキャスティング秘話も。
映画『ナギダイアリー』が、2026年9月25日(金)より全国公開。第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された話題作です。
岡山県奈義町をモデルにした架空の町「ナギ」で、ひとり木を彫り続ける彫刻家の寄子。そこへ、東京と台湾で建築家として活躍する友梨が、別れた夫の姉である寄子を訪ねてくる——。
本作の公開を記念し、深田晃司監督にインタビューを実施しました。
平田オリザ『東京ノート』を映画化する話から、奈義町を舞台にしたオリジナル企画へ変わった経緯、10か月近い滞在取材を経た脚本づくり、松たか子さんを「動物的」と評した演技論、石橋静河さんの“端正な芝居”との対比、そして川口和空さん・藤原聖さんを選んだオーディションの舞台裏まで。町に響く砲弾の音をすべて現地で録音したこだわり、劇伴を使わずに成立した音の設計、日めくりカレンダーやカメラ・オブスクラに込めた意図など、たっぷり伺いました。
▼ 目次(チャプター)
00:00 オープニング
01:16 企画が立ち上がった経緯
02:51 企画から完成まで9年かかった背景
03:47 架空の町「ナギ」として描いた理由
04:15 松たか子さん(寄子役)のキャスティング
06:22 寄子の人物像と彫刻家という設定
08:11 彫刻シーンのリアリティ
08:50 石橋静河さん(友梨役)のキャスティング
10:01 友梨の人物像
11:42 松山ケンイチさん(好浩役)のキャスティング
12:29 好浩の人物像
13:10 川口和空さん・藤原聖さんのキャスティング
14:46 日常に潜む争いの気配
16:00 彫刻を削る音へのこだわり
16:48 『美しき諍い女』からの影響
17:28 日めくりカレンダーの演出意図
19:10 雨の日の夢のシーン
20:04 カメラ・オブスクラのシーン
21:04 エンディングテーマ「路邊開花」
21:59 台湾という設定に込めた思い
22:55 視聴者へのメッセージ
▼ 出演
深田晃司(映画『ナギダイアリー』監督・脚本)
▼ 作品情報
映画『ナギダイアリー』2026年9月25日(金)より新宿ピカデリー、ユーロスペースほか全国ロードショー
監督・脚本:深田晃司
出演:松たか子(遠藤寄子役)、石橋静河(坂下友梨役)、川口和空(井口春樹役)、藤原聖(東圭太役)、藤間爽子(井口早苗役)、水間ロン(東太一役)、申瑞季(歌見役)、松山ケンイチ(井口好浩役)
撮影:四宮秀俊/彫刻:吉田愛美/音楽:李沛芩/エンディングテーマ:イーノ・チェン
配給:スターサンズ
2026年/日本・フランス・シンガポール・フィリピン/110分
公式サイト:https://starsands.com/nagidiary
第79回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門正式出品
近くの山から切り出した木で、ひとり彫刻を作り続ける寄子。ある日、東京と台湾を拠点に建築家として働く友梨が、数日間の休暇をとって、別れた夫の姉である寄子のもとを訪れます。妻を亡くした寄子の幼なじみ・好浩、その息子の春樹と親友の圭太——ナギで出会う人々との時間は、友梨の日常に小さな揺らぎをもたらしていきます。やがて寄子の彫刻のモデルを務めるうち、友梨は彼女が抱えてきた喪失に触れ、自身も変わり始めて……。
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