【漫画】店の70周年の朝、恋人が「私の婚約者です」と別の男を紹介した。指輪をポケットに入れたまま立ち尽くす俺に、見知らぬ司書が「このとじ糸、1本だけ青いんです」…【スカッと】
さあ
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【漫画】店の70周年の朝、恋人が「私の婚約者です」と別の男を紹介した。指輪をポケットに入れたまま立ち尽くす俺に、見知らぬ司書が「このとじ糸、1本だけ青いんです」…【スカッと】
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さあ
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「紹介します。このお店を新しくしてくれる、私の婚約者の、九条さんです」
西園書房、70周年の朝。拍手の中で、9年一緒にいた恋人が、隣の男の腕を取った。俺のエプロンのポケットには、今夜渡すはずの指輪が入っていた。
店の奥の作業場で、俺は9年間、古い本を直してきた。お客さんの前に出るのは、恋人の仕事。俺の仕事は、誰にも見えないところで直すこと。
「お客さんは、直した人の顔なんて、見ないもの」
その作業場も、今月でおしまいだと言われた。
その時、人だかりのうしろから、本を5冊抱えた女の人が前に出てきた。胸には、市立図書館の名札。
「このとじ糸、1本だけ、青いんです」
誰にも見えないはずの俺の仕事に、5年間、気づいていた人がいた――。
今回は、誰にも見えないところで本を直し続けてきた男と、その仕事にずっと気づいていた、ひとりの司書のお話です。
あなたのまわりにも、見えないところで支えてくれている人はいますか? よかったらコメントで教えてください。
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▼目次
00:00 70周年の朝、恋人の婚約発表
03:58 作業場を奪われた日
07:58 9年前、じいちゃんの製本所
12:00 見えない仕事は、誰かの手の中に
15:59 修理教室と、88歳の家計簿
19:55 サメの図鑑の男の子
23:51 分館が、なくなるかもしれない
27:52 43枚のお礼
31:49 新聞に載った「修復チーム」
35:46 「ひとりで考えさせてください」
39:45 見覚えのある字
43:44 説明会、1本の青い糸
47:41 雪の日の訪問者
51:45 家計簿の最後のページ
55:45 最後の見返しに
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
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