同僚が転職活動をしている職場では、自分まで辞めやすくなる【組織行動学】
組織の観測室
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同僚が転職活動をしている職場では、自分まで辞めやすくなる【組織行動学】
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同僚が辞める 自分も/連鎖退職 理由/同僚 転職活動 影響
同僚に続いて辞めた人、辞めようとしている人へ。アメリカの銀行の45支店の記録(フェルプスほか、2009年)では、同じ支店の同僚が履歴書を書き直したり面接を受けたりしている度合い(同僚の職探し)が多いほど、本人の満足やほかに移れる当て、本人自身の職探しをそろえても、本人が実際に辞めやすくなっていました。著者たちの計算では、同僚の職探しが標準偏差で一つ少ないと、本人が辞める見込みは、もとの見込みより35%低く、本人自身の満足や職探しと、同僚の根や職探しは、本人が辞めるかどうかをほぼ同じ強さで言い当てていました。
【目次】
00:00 同僚に続いて辞めたのは、あなたの不満だけのせいではない
01:09 本人の満足をそろえても、同僚の根が浅い部署ほど、人が辞めていた
03:43 同僚が根を下ろしている部署ほど、辞める人は少なかった
05:58 根の浅い職場ほど、辞める話がよく出ていた
08:08 同僚の職探しが、本人の辞める見込みを動かしていた
10:58 小さく閉じた支店の銀行のほうが、強く出ていた
13:16 辞めると決めたのは、あなた一人の不満ではなかった
【参考文献】
・Felps, W., Mitchell, T. R., Hekman, D. R., Lee, T. W., Holtom, B. C., & Harman, W. S. (2009). Turnover contagion: How coworkers' job embeddedness and job search behaviors influence quitting. Academy of Management Journal, 52(3), 545-561. DOI 10.5465/amj.2009.41331075
・March, J. G., & Simon, H. A. (1958). Organizations. Wiley.(上の論文の要約による)
【帰属の断り】
※ 職探しを尋ねたのは銀行の記録(234人・2年追跡)だけです。ゴルフ場やリゾートの会社の記録(8,663人・18か月追跡)で確かめたのは、同僚の「根の下ろし具合」(仕事と住んでいる町につなぎ止められている度合い)までです。
※ 15.4%→8.5%・12.9%→4.2%・35%は、ほかの変数をそろえたうえで著者が換算した値で、二つの職場を実際に並べた値ではありません。35%の文は論文で「二つの標本を通して」と書かれていますが、職探しを測ったのは銀行だけです。
※ 記録が測ったのは同僚がどれだけ職探しをしていたかで、本人が同僚の何を見聞きしたかは測っていません。記録はアメリカの2社で、日本で同じ形の記録は見つけられませんでした。
※ 終盤の手順(辞めた判断を思い返すときに同僚の職探しも思い出す・値打ちを外で測る・相談されたら外での確かめ方を話す)は制作者の勧めで、効果を測った記録はありません。冒頭の場面と職場の場面は創作です。知恵袋とコメントの投稿は一部を要約しています。
※ ナレーションは音声合成を使用しています。
#連鎖退職 #組織行動学 #転職