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1兆円かけた国産旅客機が、1機も客を乗せずに終わった理由【ずんだもん解説】

現場のずんだもん

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1兆円かけた国産旅客機が、1機も客を乗せずに終わった理由【ずんだもん解説】

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2023年2月7日、三菱重工は国産旅客機「三菱スペースジェット(旧MRJ)」の開発中止を発表しました。試験機は約3900時間飛び、機体の強度の試験も済んでいた。注文は一時400機を超えたと報じられた。それでも、航空会社に納めた機体は0機でした。 この動画では、2008年から15年間この旅客機の設計を続けてきたずんだもんが、岐阜の部品工場の社長、名古屋の設計の先輩、アメリカの試験拠点の認証の専門家と向き合いながら、約1兆円とみられるお金をかけた旅客機がなぜ1人も客を乗せられずに終わったのか、その負けが現場に何を回したのかを追いかけます。 足りなかったのは、飛行機を作る技術ではなかった。 ※2026年10月時点の情報です(三菱重工の発表資料・適時開示、国土交通省の資料、報道ほか)。開発費の約1兆円は報道の推定で、会社は額を公表していません。 ▼目次▼ 0:00 飛んだのに、客はゼロ(2023年2月7日・岐阜の部品工場) 1:13 事業化から中止まで:延期6回・納入0機 1:44 5年で飛ばすで(2008年4月・名古屋の事務所) 3:19 YS-11の後、途絶えていた経験 3:44 強いだけでは通らない(2017年1月・アメリカの試験拠点) 5:22 型式証明とは何か 5:48 いったん立ち止まる(2020年10月・岐阜の部品工場) 7:16 開発の大幅縮小と人員の削減 7:28 あといくらかかるのだ(2023年2月7日夜・名古屋の事務所) 8:58 中止の理由と、会社が挙げた反省点 9:22 次の国産機(2026年10月・岐阜の部品工場) 10:27 足りなかったのは技術ではない ▼参考出典▼ ・2008年3月のMRJ事業化の決定、三菱航空機の設立、2013年の就航目標:三菱重工 プレスリリース(2008年3月28日) https://www.mhi.com/jp/news/200803284... ・2017年1月の5回目の延期(電気配線を最新の安全性適合基準へ変更)、150%負荷の静強度試験の完了:三菱重工 発表資料(2017年1月23日) https://www.mhi.com/jp/news/story/pdf... ・2023年2月7日の開発中止の発表、業績への影響は軽微:三菱重工 適時開示(2023年2月7日) https://www.fse.or.jp/files/lis_tkj/2... ・延期6回の経緯、試験機の数、型式証明の取得に数千億円規模が要るとの見込み、三菱航空機の清算:Aviation Wire https://www.aviationwire.jp/?p=270220 ・受注の推移(ピーク427機)、納入0機、開発費1兆円超とも言われるが会社は認めていないこと:Aviation Wire https://www.aviationwire.jp/archives/... ・2020年10月の「いったん立ち止まる」、資金配分3700億円→200億円、約3900時間の飛行:トラベル Watch(2020年10月30日) https://travel.watch.impress.co.jp/do... ・中止の理由(スコープクローズの緩和が進まないこと、型式証明に巨額の資金が要ること)と反省点(型式認証プロセスへの理解不足・長期の開発を続けるリソースの不足):Impress Watch(2023年2月7日) https://www.watch.impress.co.jp/docs/... ・開発費は約1兆円とみられる、年約1000億円を数年投じる必要、開発経験者は防衛部門へ、部品メーカーはボーイングの仕事に注力先を切り替えていたこと:ニュースイッチ(日刊工業新聞) https://newswitch.jp/p/35817 ・人員をピークの10分の1以下に減らす方針(2021年2月):ビジネス+IT(時事通信) https://www.sbbit.jp/article/refers/5... ・型式証明の仕組み:国土交通省 報道発表資料 https://www.mlit.go.jp/report/press/k... ・型式設計の審査は開発と並行し、標準的な処理期間を定められないこと:国土交通省 手続案内 https://www.mlit.go.jp/onestop/054/im... ・型式証明の経験を持つ技術者の採用(2016年)、稟議の文化:現代ビジネス https://gendai.media/articles/-/77062 ・2024年の航空機産業戦略(安全認証の理解・経験不足、支援が十分でなかったとの総括、海外メーカーとの連携):ニュースイッチ(日刊工業新聞) https://newswitch.jp/p/41467 ・次世代の旅客機を官民で2035年以降に:AFPBB News(2024年3月) https://www.afpbb.com/articles/-/3511986 ・YS-11の生産と赤字、「飛行機はつくれても旅客機はつくれない」:乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/121642 ・ボーイング787の主翼を名古屋から出荷:三菱重工 プレスリリース(2007年5月) https://www.mhi.com/jp/news/200705134... ※寸劇パートの会話・エピソードはフィクションです(登場する設計者・先輩・部品工場の社長・認証の専門家などの人物と工場は架空です)。数値と考察のみ上記出典に基づきます ▼お借りしている素材▼ ずんだもん/春日部つむぎ(VOICEVOX) 立ち絵: 坂本アヒル様 読み上げ: 棒読みちゃん 映像素材: Pexels 効果音: 効果音ラボ BGM: 「午後四時の散歩イズム」ネコト様 / 「ほっとミルクティー」のる様 / 「draw in the night」のる様 / 「Sentimentally」蒲鉾さちこ様(OpenTracks) / 「静かに瞬く」ゆうきわたる様(DOVA-SYNDROME)