明野、夕暮れの向日葵|Akeno’s Sunflowers at Dusk【Cinematic Essay】
ぼっち登山日和
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明野、夕暮れの向日葵|Akeno’s Sunflowers at Dusk【Cinematic Essay】
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ぼっち登山日和
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今回、シネマチックエッセイのモチーフとして選んだのは、向日葵です。
花に関心を持つようになると、それぞれの花が、それぞれの物語を持っていることに気づきます。
向日葵にも、一生を通して静かに紡がれていく物語がありました。
若い向日葵は、太陽を追います。
朝、東から昇った太陽を追うように顔を向け、時間とともにその向きを変えていく。
まだ何者でもない時期の向日葵は、まるで「探し求める心」を持っているようです。
どこに自分の可能性があるのか、まだ分からない。
だから、光のある方へ向かっていく。
ただひたすら、動き続ける。
けれど、やがて花が満開になると、向日葵は動かなくなります。
太陽を追うことをやめ、東を向いたままになる。
私は、この変化がとても面白いと思いました。
成熟するということは、いつまでも自由に選び続けることではなく、やがてひとつの方向を「決める」ことなのかもしれません。
毎朝、最初に光を受け取る方向へ。
過去にどれだけ多くの方向を試したかではなく、今、自分が何と向き合っているのか。
それだけが大切になる。
そして、向日葵はやがて枯れていきます。
太陽を追っていた花は、もう動かない。
けれど、その頃にはもう、次の命が残されています。
そんな向日葵の姿を、映像にしてみたいと思いました。
どこかの向日葵畑へ行こう。
そう思って探していると、撮影する場所を選ぶことも、意外と簡単ではないことに気づきました。
観光地としてきちんと整えられた場所ほど、撮影にはさまざまなルールや制約があります。
前回の、古代蓮の里に撮影について問い合わせたときは、個人で運営しているYouTubeであれば申請不要、とおおらかに受け入れていただきました。
けれど、どこでもそうとは限りません。
そんな中で、今回選んだのが北杜市明野の向日葵畑でした。
ここは比較的自由に撮影することができました。
そして何より、ここには今回の作品にぴったりの景色がありました。
一面の向日葵の向こうに、八ヶ岳や南アルプスの山々があるのです。
ただ、ひとつ問題がありました。
暑い。
向日葵を撮りに行くのに、真昼の太陽の下に立ち続ける勇気はありません。
そこで、夕方を狙って出かけることにしました。
それでも、到着したときの気温は30度。
太陽が少し傾き始めても、夏の暑さは簡単には引いてくれません。
けれど、夕方の光に照らされた向日葵は、いろいろな思いを呼び起こしてくれました。
西の空へ傾いていく太陽と、
その光を背に受けながら東を向く向日葵。
その景色を見ていると、
さっきまで考えていた「向日葵の物語」が、
いつの間にか、自分自身の物語のようにも思えてきたのです。
撮影日:2026年8月1日(土)
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★北杜市明野サンフラワーフェス2026概要★
山梨県北杜市明野町で開催される、約40万本のヒマワリを楽しむ夏のイベントです。
南アルプス、八ヶ岳、富士山を背景にした広大な花畑が特徴です。
・開催期間 2026年7月18日(土)~8月16日(日)
・観賞時間 ヒマワリは24時間観賞可能
・案内所・マルシェ 9:00~17:00
・入場料 無料
・メイン会場 北杜市明野町浅尾5664
・農村公園会場 北杜市明野町上手13811
・問い合わせ 0551-42-1351
駐車場は会場指定の場所を利用してください。路上駐車や周辺施設への無断駐車は禁止されています。
・メイン会場:普通車1,000円、二輪車500円、バス5,000円
・農村公園会場:普通車500円、二輪車500円、バス5,000円
・自転車:無料
(メイン会場駐車場は24時間利用可能)
※料金は入場料ではなく、ひまわり畑の維持管理などに充てる「ひまわり協力金」です。
アクセス
車:中央自動車道・韮崎ICまたは須玉ICから約15分
公共交通:JR韮崎駅からバスなどを利用。運行状況は訪問前に公式情報で確認するのが安全です。