東京湾には、もうゴミで埋め立てる海が残っていない
意外と知らない話
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東京湾には、もうゴミで埋め立てる海が残っていない
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水深数メートルの浅い海から都心4区に匹敵する約5730ヘクタールの陸地を切り拓いた、東京湾埋立の100年にわたる歩みを紐解きます。
お台場のビル街はゴミではなく航路を約15メートル掘削した土砂で築かれ、その後の夢の島ではハエの猛威に対し自衛隊が出動する焦土作戦が決行されました。
杉並区の収集車を通せんぼしたゴミ戦争を経て自区内処理が確立し、現在は猛毒の汚水を防ぎながら1日計約1万6000立方メートルを浄化しています。
沖合では総延長1万2092メートルの護岸を持つ最後の新海面処分場を整備し、埋立量を約85パーセント縮小させて概ね50年以上の寿命を死守しています。
激しい紛争と過酷な現場を乗り越えて築かれた足もとの大地は、都市機能を支え続ける奇跡の防衛線です。