【AI】孫武が歌う『孫子』
AI歌絵巻
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【AI】孫武が歌う『孫子』
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AIの生成した孫武が『孫子』を歌います。
かの有名な『孫子』は中国春秋時代の兵法書で、著者は孫武およびその子孫の孫臏(そんぴん)とされています。
孫武は中国春秋時代の軍事思想家ですが、詳しいことは分かっていません。呉王の前で実力を示すため、宮女達を訓練するエピソードが有名ですが、逆にそれくらいしか目立った話がありません(詳細は割愛)。
■メンバー紹介
伍子胥(ごししょ):孫武の盟友。元は楚の国の人だが父・兄の仇である楚王を討つため呉に亡命。孫武と共に楚に侵攻した復讐の鬼。「死者に鞭打つ」の語源となった人。
■制作余話
動画の通り、本作は「足踏み」を多用したのですが、AIは「単純な動作を一定間隔で何度も繰り返す」という一見簡単そうなことが極めて苦手であることが分かりました(勝手にリズムを変える、片足だけ動かず、跳ねる、歩く、etc.)。本来、単純作業の繰り返しはコンピューターが最も得意とするところですが「そんな単純作業は俺たちの仕事じゃねーし」と言っているかのようです。AIのくせに生意気だぞ。
■歌詞
故に君の軍に患うる所以は三あり。
軍の進むべからざるを知らずして、
之に進めと謂い、
軍の退くべからざるを知らずして、
之に退けと謂う
是を軍を縻すと謂う。
三軍の事を知らずして、
三軍の政を同じくすれば、則ち軍士惑う。
三軍の権を知らずして
三軍の任を同じくすれば、則ち軍士疑う。
三軍既に惑い且つ疑わば、則ち諸侯の難至る。
是、軍を乱して勝ちを引くと謂う。
故に勝を知るに五有り。
以て戦うべきと、
以て戦うべからざるとを知る者は勝つ。
衆寡の用を識る者は勝つ。
上下の欲を同じくする者は勝つ。
虞を以て不虞を待つ者は勝つ。
将、能にして君の御せざる者は勝つ。
此の五者は勝ちを知るの道なり。
故に曰く、
彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。
彼を知らず己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆うし。
■現代語訳
君主が余計な口出しをして軍を危機に追いやる場合が三つある。
第一に、進むべきではない時に進軍を命じ、
退くべきではない時に退却を命じる場合。
これでは君主が軍の足を引っ張るようなもので、
軍は抜き差しならない状態に追い込まれる。
第二に、軍の内部事情もわきまえないで軍事に口をはさみ、
軍内部に混乱を招く場合。
第三に、指揮系統を無視して軍令に干渉し、
軍内部に不信感を呼び起こす場合。
君主がこうして軍内部に混乱や不信感を呼び起こしたとみれば
諸侯はすかざす攻め込んでくるであろう。
これこそ自滅行為と言わずして何と言おうか。
勝利を予見するには五つの要点がある。
戦うのがよいのか否かを理解している者は勝つ。
兵力の規模に応じた戦い方を身に着けている者は勝つ。
上下一体、組織として意識を共有できている者は勝つ。
備えを整えた上で、整っていない相手を待ち受ける者は勝つ。
現場の指揮官が有能で、君主が上から制約を加えない者は勝つ。
この五つが、勝利を予見する道である。
従って、敵のことを知り、己のことを知れば、
何度戦おうとも敗れる恐れはない。
己を知って敵のことを知らなければ、
勝敗の確率は五分五分である。
敵を知らず己をも知らぬとならば、
戦うたびに必ず危機に陥るであろう。
■参考文献
1)『教科書で出会った古文・漢文100』
石原千秋監修/新潮文庫
2)『中国の思想(10)孫子・呉子(改訂版)』
松枝茂夫・竹内好/徳間書店
3)『小説 孫子の兵法』
鄭飛石/光文社
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