当たりの金より、名前を明かさないことのほうが大事だった【宝くじ不正事件】
光は全てを語る
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当たりの金より、名前を明かさないことのほうが大事だった【宝くじ不正事件】
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2010年12月29日、アメリカのいくつもの州で売られていた宝くじで、1枚の券が1,650万ドルに当たった。当時の円で、およそ13億5,000万円。その券を、1年、だれも取りに来なかった。
期限まであと1時間あまりのとき、券を差し出したのは、買った本人ではなく、外国の信託の名前で来た弁護士だった。買った人の名前は、最後まで出てこなかった。
当たりの番号を出していたのは、玉ではなく、2台のコンピュータだった。1台ずつ透明な箱に収められ、錠も鍵も2つずつ。機械は、インターネットにつながっていない。
番号を出すソフトを書いたのは、その部屋を持つ団体に勤める男だった。2010年11月20日、男は機械の時計を直すために、その部屋に入った。その日、部屋の監視カメラが映していたのは、1分のうち、およそ1秒だけだった。
当たりの券は、12月23日、アイオワ州デモインの町のコンビニで売れた1枚だった。店のカメラとマイクは、そのやり取りを録っていた。
この動画は、アイオワ州の最高裁判所と控訴裁判所の判決、ほかの州の裁判所の判決と起訴状、宝くじの側の発表をもとに、番号を出す部屋のカメラと、町のコンビニのカメラを追う。
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■ 章
0:00 序章
0:56 一章 1分に1秒
2:47 二章 ホットドッグ
3:44 三章 残りの時間
6:10 四章 声
8:12 五章 1年に数日
10:37 六章 2つの簡単な仕事
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■ 続けて見るなら
▶ ハズレ馬券は経費なのか。28億7,000万円ぶん買った人が、法廷で争った【外れ馬券裁判】
▶ 差していたのは、その店の従業員だった。店は、損をしなかった【変造パチンコカード事件】
▶ 4億円超の宝飾品が消えた。証拠は、一卵性の双子の両方を指した【ベルリン百貨店盗難事件】
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出典
・アイオワ州最高裁判所の判決:2017年6月23日(No. 15-1515)
・アイオワ州控訴裁判所の判決:2016年7月27日(同じ事件)
・コロラド州控訴裁判所の判決:2019年6月20日(2019 COA 92)/コロラド州司法長官の発表(2017年6月23日)
・ウィスコンシン州ダン郡の起訴状(2016年12月22日)と、同じ州の司法長官の発表
・アイオワ州の宝くじの広報誌(2011年・2012年)・年報・事実の本(2021年)/アイオワ州の法律 99G.31/ノースダコタ州の規則の改正文/メリーランド州の委員会の資料(2014年)/アメリカ上院 商業委員会の発表(2016年)/連邦準備制度の為替の統計/みずほ銀行のロト6・ロト7の頁
・AP・地元紙・CNN・CBS・ニューヨーク・タイムズ誌の記事の転載・ABA Journal ほかの報道
動画の中では、人の名前(男・きょうだい・古い友人・弁護士・宝くじの責任者ほか)と、宝くじ・団体・店・法律事務所の名前は出していません。人は、役と仕事で呼んでいます。州と町の名前(アイオワ・デモイン・コロラド・ウィスコンシン・テキサス・ヒューストン・ケベック・ベリーズほか)は、そのままです。
裁判所の判決と起訴状、州の発表と刊行物にあることは言い切り、報道にあること(買った時刻・服装・ホットドッグ・弟の言葉・7枚と5つの州・刑の長さ・返した額・仮釈放など)は、「〜という」「〜とされる」で受けました。番号を前もって知るためのコードの中身は、扱っていません。
#宝くじ #アイオワ #監視カメラ #事件 #光は全てを語る