15年誠実に勤めた会社の上司が「君が居なくなるのは残念だw」とクビ宣告。俺「そんな事思ってくれるんですね」→ライバル会社に転職し売上を5倍にした結果w【スカッと】
花金ハッピートーク
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15年誠実に勤めた会社の上司が「君が居なくなるのは残念だw」とクビ宣告。俺「そんな事思ってくれるんですね」→ライバル会社に転職し売上を5倍にした結果w【スカッと】
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俺は15年間、同じ会社で営業として働いてきた。目立つタイプではなかったが、顧客との約束を守り、トラブルが起きれば最後まで責任を持って対応する。それが俺の仕事のやり方だった。
担当先の中には、会社との取引を何十年も続けてくれている顧客もいた。厳しい納期の調整も、クレーム対応も、地道に信頼を積み重ねて乗り越えてきた。ところが、上司はそんな努力を一度も評価しようとしなかった。
「お前は地味なんだよ。もっと派手に数字を出せる若手が必要なんだ」
ある日、俺は会議室に呼び出された。上司は書類を机に置き、薄笑いを浮かべた。
「悪いけど、君には辞めてもらうことになった。君が居なくなるのは残念だw」
まるで冗談でも言うような口調だった。
俺は驚いたものの、怒鳴り返す気にはならなかった。15年間、会社のために働いてきた。その努力をそんな言葉で片づけられるのなら、もうここに執着する必要はない。
「そんな事思ってくれるんですね」
俺が静かに答えると、上司は勝ったつもりなのか、満足そうに笑った。
「まあ、次の仕事が見つかるといいな」
俺は退職条件や必要な手続きを確認し、引き継ぎ資料を整えた。担当顧客の情報や進行中の案件も、会社に残る同僚が困らないよう整理した。最後まで誠実に働く。それだけは変えなかった。
退職後、以前から俺の仕事ぶりを知っていたライバル会社の営業責任者から声がかかった。
「君の顧客対応と現場をまとめる力を、うちで生かしてほしい」
面談では、これまでの実績や営業の進め方を具体的に説明した。新しい会社は俺の経験を正当に評価し、無理な数字だけを押しつけるのではなく、顧客との長期的な関係を大切にする方針だった。
俺はその会社に入社した。
新しい職場でまず取り組んだのは、営業の基礎を見直すことだった。顧客の要望を丁寧に聞き、納品後のフォローを徹底し、社内の製造部門とも情報を共有する。無理な約束で契約を取るのではなく、できることとできないことを明確に伝え、信頼を積み上げていった。
やがて、以前は取引が途切れがちだった顧客からも相談が増え、紹介による新規契約も次々と決まった。若手社員にも顧客対応のコツを共有し、チーム全体で営業の進め方を改善した。
その結果、俺が担当する部門の売上は、着任前と比べて約5倍にまで伸びた。
一方、以前の会社では、俺が長年対応していた顧客から問い合わせや相談が減り、いくつもの取引先が他社との取引を検討し始めたという。俺が作ってきた顧客との信頼関係は、名簿を引き継ぐだけでは再現できなかったのだ。
数か月後、元上司から電話がかかってきた。
「おい、そっちで売上を5倍にしたって本当か? うちに戻ってこないか。条件は相談するぞ」
俺は少し考えてから答えた。
「お声がけありがとうございます。でも、今の会社では自分の仕事を評価してもらえています。ここで仲間と一緒に成長していきたいんです」
「いや、君が居なくなるのは本当に残念だったんだぞ!」
その言葉を聞いて、俺は思わず苦笑した。
「そうですか。あのときも、そう言っていましたね」
電話の向こうで、上司は黙り込んだ。
俺は誰かを見返すために働いているわけではない。自分の仕事を必要としてくれる人に応え、仲間と成果を積み上げる。それが、15年間働いてきてたどり着いた答えだった。
人の価値は、上司の一言で決まるものではない。努力を正しく見てくれる場所は、必ずどこかにある。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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