第78回 午前54問|技師法と患者への対応【診療放射線技師 国家試験 解説】
診療放射線技師 国家試験 解説
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第78回 午前54問|技師法と患者への対応【診療放射線技師 国家試験 解説】
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診療放射線技師 国家試験 解説
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第78回 午前54問|技師法と患者への対応
診療放射線技師の照射には、医師又は歯科医師の具体的な指示が要る。免許は、籍への登録で行う
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総合病院に勤務する現役の診療放射線技師が、診療放射線技師国家試験の過去問を1問ずつ解説します。
答えを覚えるのではなく、なぜそうなるのかまで踏み込んで、合格まで一緒に走ります。
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■ 問題(第78回 午前54問)
診療放射線技師が実施できる行為はどれか。
1. 胸部正面X線写真にて腫瘤影を認めたので、側面像を追加した
2. 国家試験合格を確認したので、すぐに診療放射線技師業務を開始した
3. 人員が不足していたため、看護師に照射スイッチを押すように依頼した
4. 放射線治療中に患者が体調不良を訴えたため、一時的に治療を中断した
5. 未告知の癌患者に放射線治療の適応について問いただされたため、告知した
■ 正解 4
■ 選択肢の解説
1. 胸部正面X線写真にて腫瘤影を認めたので、側面像を追加した(誤り)
撮影の追加は、新しい照射。医師又は歯科医師の具体的な指示が要る。
2. 国家試験合格を確認したので、すぐに診療放射線技師業務を開始した(誤り)
合格しただけでは、免許を受けていない。免許は、診療放射線技師籍への登録によって行う。
3. 人員が不足していたため、看護師に照射スイッチを押すように依頼した(誤り)
照射を業とできるのは、医師・歯科医師・診療放射線技師のみ。
4. 放射線治療中に患者が体調不良を訴えたため、一時的に治療を中断した(正しい)
患者が体調不良を訴えたら、診療放射線技師は治療を一時的に中断できる。
5. 未告知の癌患者に放射線治療の適応について問いただされたため、告知した(誤り)
病名を含めた診断内容を告げるのは、医師の役割。
■ 覚えておくこと
・診療放射線技師は、免許を受け、医師又は歯科医師の指示の下に、放射線の人体に対する照射を業とする者
・免許は、合格した者の申請により、診療放射線技師籍に登録することによって行う
・照射を業とできるのは、医師・歯科医師・診療放射線技師のみ
・診療放射線技師が照射をするには、医師又は歯科医師の具体的な指示が要る
・診療放射線技師は、異常所見の客観的な情報を医師に報告できる。病状等の判断は、医師が行う
・患者が体調不良を訴えたら、診療放射線技師は治療を一時的に中断できる
・病名を含めた診断内容を告げるのは、医師の役割。診療放射線技師は、放射線検査等の説明・相談
・照射録は遅滞なく作成し、指示をした医師又は歯科医師の署名を受ける
・秘密を守る義務は、診療放射線技師でなくなった後も同様
■ この問題のポイント
・診療放射線技師の照射には、医師又は歯科医師の具体的な指示が要る。免許は、籍への登録で行う
・患者が体調不良を訴えたら、診療放射線技師は治療を一時的に中断できる。病名の告知は、医師の役割
■ チャプター
0:00 はじめに
0:12 問題
1:06 正解
1:32 診療放射線技師の定義
2:26 免許は、籍への登録によって行う
3:29 照射ができる人と、具体的な指示
4:55 異常所見を見つけたとき
5:49 患者の具合が悪くなったとき
6:53 検査の説明と、病名の告知
8:00 照射録と、秘密を守る義務
8:53 ここまでの要点
10:22 選択肢をひとつずつ
12:32 この問題のポイント
13:06 おわりに
出典:「第78回診療放射線技師国家試験問題および正答」(厚生労働省)を加工して作成 / 参考文献:診療放射線技師 国家試験出題基準
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