【感動する話】親戚に捨てられボロボロの俺に「荷物より命が先だ」と助けてくれた運送屋のおっちゃん→20年後、運送会社社長の俺が倒れた老人をトラックで病院へ運ぶと…【泣ける話・いい話・朗読】
涙のひと駅
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【感動する話】親戚に捨てられボロボロの俺に「荷物より命が先だ」と助けてくれた運送屋のおっちゃん→20年後、運送会社社長の俺が倒れた老人をトラックで病院へ運ぶと…【泣ける話・いい話・朗読】
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涙のひと駅
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ご視聴いただき、ありがとうございます。
「涙のひと駅」では、日々の中でふと出会う小さな優しさや、
人生のどん底から少しずつ立ち上がっていく物語を、朗読形式でお届けしています。
聴き終えたあと、心にそっと灯りが残るような作品を目指して、一つ一つ丁寧に制作しています。
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【本日のお話】
老人「……荷物が……先だ……わしは、いいから……」
冷たい雨がみぞれに変わりかけた、12月の峠道だった。
時刻は深夜1時を回っていた。
配送の帰り、俺のトラックのヘッドライトが、路肩にハザードを点けて止まる古い軽トラックを照らした。
その脇に白髪の老人がうつ伏せに倒れていた。
俺は路肩にトラックを止め、雨の中を駆け寄った。
老人「……置いて、いってくれ……荷物が……届かなく、なる……」
声はかすれ、ろれつが回っていなかった。
右手が、地面を掻くように震えている。
体は氷のように冷えきっていた。
携帯で119番を呼んだ。だがここは山の中だ。
救急車の到着まで40分かかるという。
40分。この冷たいみぞれの中でか。
それでも老人は、荷物、荷物と繰り返した。
俺は気がつくと、怒鳴っていた。
俺「荷物より命の方が大事だ!」
その言葉を口にした瞬間、老人の目がかすかに動いて、俺を見た。
何かを言おうとして、唇が震えた。
この夜が、俺の人生でいちばん大事な配達の始まりになるとは、この時の俺はまだ知らなかった。
ぜひ最後までお楽しみください。
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※本動画は、エンターテインメントを目的としたオリジナル朗読作品です。
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