【思考心理学】あなたは何段目?自分では分からない思考の7段階
人間仕様書@心理学でわかる自分の仕組み
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【思考心理学】あなたは何段目?自分では分からない思考の7段階
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人間仕様書@心理学でわかる自分の仕組み
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※本動画は心理学・認知科学の研究の一般向け紹介です。個人の能力を測定・診断するものではありません。
0:00 あなたは二段ぶん高く見積もっている
0:59 この動画で分かること
1:07 三段目と四段目の壁
1:19 第一章 考えていない時間の長さ
2:18 一段目 反応
3:11 一日の九割は一段目
3:26 二段目 気づき
4:11 三段目 理屈
4:59 第二章 自己診断の回路が、付いていない
5:21 ダニング=クルーガーの研究
5:46 研究の数字
7:51 第三章 壁は、能力ではなく気持ちでできている
7:58 四段目 疑い
9:09 五段目 自覚
9:47 六段目 全体
10:14 七段目 戦略
10:45 終章 一回だけ、逆を考える
13:25 参考にした研究
あなたはいま、自分を二段ぶん高く見積もっています。性格の話ではありません。ほとんど全員がそうなります。そういう作りだからです。
思考には七つの段があり、それぞれ役割が違います。一段目の反応から、七段目の戦略まで。上に行くほど偉いという話ではなく、用途が違うだけです。一日の九割は一段目が回しています。
厄介なのは、自分が何段目にいるかを自分では確かめられないことです。確かめるための機能が、上の段にしか付いていないからです。だから多くの人が、自分を四段目か五段目あたりに置きます。
そして三段目と四段目のあいだにだけ、はっきりした壁があります。この壁は能力ではなく、気持ちでできています。自分が立てた筋道を自分で壊すのは、単純に不愉快だからです。頭が良くなっても、この壁は自動では越えられません。
動画の最後に、三段目から四段目に上がるための条件を三つ挙げています。どれも才能の話ではありません。
人間に標準搭載されている機能を、一つずつ仕様書のように読んでいくチャンネルです。次回もぜひご覧ください。
■出典・参考
ダニング=クルーガー効果:Kruger, J., & Dunning, D. (1999). Unskilled and unaware of it: How difficulties in recognizing one's own incompetence lead to inflated self-assessments. Journal of Personality and Social Psychology, 77(6), 1121–1134. — 下位四分の一の参加者が実際の順位(百人中12番目前後)に対し、自己評価を62番目前後と答えた実験
二重過程理論:Kahneman, D. (2011). Thinking, Fast and Slow. Farrar, Straus and Giroux. — 速い系統(システム1)と遅い系統(システム2)の整理
メタ認知:Flavell, J. H. (1979). Metacognition and cognitive monitoring: A new area of cognitive-developmental inquiry. American Psychologist, 34(10), 906–911.
マイサイドバイアスと知能:Stanovich, K. E., West, R. F., & Toplak, M. E. (2013). Myside bias, rational thinking, and intelligence. Current Directions in Psychological Science, 22(4), 259–264. — 知能の高さが、自分の立場に有利な情報の集め方を防がないことを示した研究群
測定をめぐる議論:Nuhfer, E., et al. (2017) ほか、ダニング=クルーガー効果の一部は統計的性質(平均への回帰)でも説明できるとする指摘があります。動画内でも触れています。
今日紹介した七段階は、これらの概念を段になるように並べ直したものです。「あなたはレベル五です」と測定できる、ひとつの学術的な物差しがあるわけではありません。自分の考え方を点検するための地図として使ってください。
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