東京・高尾山に猛毒「カエンタケ」群生 長雨で異変 長野ではマツタケ大豊作に【羽鳥慎一モーニングショー】(2026年10月15日)
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東京・高尾山に猛毒「カエンタケ」群生 長雨で異変 長野ではマツタケ大豊作に【羽鳥慎一モーニングショー】(2026年10月15日)
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秋の味覚キノコですが、今年は長雨の影響で特に各地で毒キノコが大量に発生しています。10月は毒キノコによる食中毒が最も多く発生する時期で、注意が必要です。
■長雨で毒キノコ大量発生
今年は異例の長雨の影響で、各地で毒キノコが大量発生。
アクアマリン
いなわしろカワセミ水族館
岩田雅光館長
「これだけたくさん生えているのは初めて」
30年以上キノコを研究
キノコ入門講座
長谷川明副代表
「(長雨は)キノコにとって生えやすい好条件。今年はとにかく…一斉に出てる」
生えてこなかったはずの場所にも毒キノコが。一方で、長野県では例を見ないほどの豊作、マツタケラッシュ。
購入客
「今年はたくさん採れてるって」
「どんどん今出ている状況」
マツタケ採り名人
橋本和幸さん
「70、71、72…77本」
大豊作で温泉にまでもマツタケが。
竹松旅館 竹間志げ子女将
「豊作ですね。(マツタケが)有り余ってます」
■キノコ狩りシーズンに注意
新潟県十日町市の観光スポットで行われていたのはキノコ採取会。
参加した小学生
「キノコを見つけた瞬間が一番楽しい」
秋も深まりキノコ狩りのシーズン。そんななか、今、気を付けなければいけないのが毒キノコ。
福島県猪苗代町にはある光景が広がっていました。茶色く濁った大きな傘が特徴のキノコが大量に生えています。中には傘に粒が無数に付いたキノコまでも。生えていたのは多くの観光客などでにぎわう水族館のすぐそば。
岩田館長
「結構な数ですね。これだけたくさん生えているのは初めて」
突如として生えてきた謎の大量キノコ。正体を探るべく、30年以上キノコの生態を研究する長谷川副代表に見てもらうと、こう話します。
「これは“イボテングタケ”という毒キノコです」
生えていたのは「イボテングタケ」という毒キノコ。食べてしまうと嘔吐(おうと)や下痢など消化器系にダメージを与え、過去には死亡例もあった危険なキノコ。
先月、青森県では70代の女性が山で採取したイボテングタケを誤って食べ、意識障害で救急搬送されました。
大量発生しているキノコは長谷川さんによると、今年は“ある特徴”が見られると話します。
「今年なんかは雨も(多く)降ったから条件としては本当にいいわけですよね。暑くても乾燥してたら菌糸が伸びませんから」
去年は列島各地で厳しい暑さとなり、本来ピークであるはずの時期よりも遅れて生えてくるなど異変が起きていました。
しかし今年は過ごしやすい暑さと長雨により、湿気などの生育条件が整ったことで、キノコの本体でもあり土の中に広がる菌糸が一気に育ち、大量発生につながっていると話します。
「条件さえ良ければ(どんどん)生えてくると思う」
■東京にも毒キノコが
関東屈指の人気スポットでは、異様な光景が広がっていました。
東京・高尾山では木々の葉も緑からだんだんと色づき始め、多くの登山客でにぎわうなか、登山道にはあるものが見られます。
山岳連盟スタッフ
「あれあれ。根のすぐ股のとこ」
ディレクター
「あ!ちょびっと1本生えてますね」
そこには真っ赤に色づくキノコが。さらに、この1本だけではなく、なんと木の周りに何本も生えていて、中にはまるで人の指のような形をしたものまでもありました。
山岳連盟スタッフ
「よく見るとすごい生えてますね、その辺に」
一体このキノコは何なのでしょうか。
長谷川副代表
「これはまさにカエンタケ。有毒です。触らないほうがいいでしょう」
生えていたのは猛毒キノコ「カエンタケ」。手で触れてしまうと炎症を起こし皮膚はただれ、さらに食べると脳や臓器を破壊し、最悪の場合、死に至ることもある危険な毒キノコ。
高尾山でもSNSで注意を呼び掛けており、登山者も警戒心を高めています。
登山客
「触らないようにしようって思うね」
■街中で大量発生も
さらに、毒キノコは街中の身近な場所にも。東京・調布市で撮影された写真を見ると、大小さまざまな白いキノコが生えているのが分かります。
多くの人が利用する多摩川の河川敷でも、同様のキノコが発見できます。
散歩でよく利用する人
「前は見なかったわね」
このキノコは都内のあちこちに群生し、子どもたちが遊ぶ遊具のすぐそばにも生えていました。このキノコの正体は「オオシロカラカサタケ」という毒キノコ。誤って食べると、悪寒や頭痛など激しい症状を引き起こします。
さらに、国交省の事務所にも大量に生えていました。大量発生しているオオシロカラカサタケは誤って食べてしまうケースも。
徳島県では先月、女性が庭に生えていたオオシロカラカサタケを食べ、食中毒に。盛岡市では男性4人が食用キノコと間違え、救急搬送。
なぜ被害が多発しているのでしょうか。長谷川副代表は次のように説明します。
「カラカサタケっていう食べられるキノコもあるんですけど、それと間違って採ることがどうもあるみたいですね」
左が毒キノコのオオシロカラカサタケ。右は食用可能なカラカサタケ。どちらも非常に見た目がそっくりです。
西から東まで大量発生しているオオシロカラカサタケ。毒キノコを食べてしまわないために注意することは何でしょうか。
「最近ではですね、AIに画像を送ってこれは何とかですってもっともらしくちゃんと答えるわけですよ。だからそんなので判断しちゃいけないので、必ずやっぱり分かってる人に一緒について行ってみる」
■マツタケが大豊作
この異例の大量発生。それは代表的な秋の味覚にも。
芳醇(ほうじゅん)な香りで秋の味覚の王様として知られるマツタケ。長雨で街では毒キノコが大量発生する一方、山にはある恩恵を与えていました。
長野県にある道の駅「あおき」では、売り場いっぱいにマツタケが並べられていきます。
開店前、スタッフの手にはあふれんばかりのマツタケが…その数300パック以上。開店と同時に店内になだれ込むように客が押し寄せ、店頭に並んだマツタケを続々と手に取っていきます。
神奈川県から訪れた客
「1、2、3、4、5…6パックくらい買いました。今年はたくさん採れてるって」
去年は異例の暑さが長引き、不作の年だったといいますが、道の駅「あおき」の若林崇弘社長はこう話します。
「去年の同時期(0個)から比べると、もう既に突破。どんどん今出てるという状況(先月半ば時点)」
販売価格は去年は不作で、最低価格でも5000円から6000円でしたが、今年は3000円から4000円で買えるほど値下がりしているといいます。
「例年よりは安い価格で動いていると思います」
■「30年で一番」
そして収穫現場でも実際にマツタケが大豊作。
橋本さん
「これです。これマツタケです。ここにもありますね」
なんと開始早々マツタケが。さらにその勢いは止まらず、カゴに採取されたマツタケを見ると…。
「70、71、72…78本目」
採れた本数は78本、例年の2倍以上の収穫に。さらに長野県の「竹松旅館」でも。
竹間女将
「豊作です。きょうは10キロ…13キロくらい」
廊下には大量のマツタケが届いており、中には巨大マツタケもあります。
「30年やってきたんですけど、こんなに採れる年はないです。有り余ってます」
出す料理にもふんだんに使う一方、この旅館の名物がマツタケ風呂。
「(Q.もう丸ごと入れる?)はい!」
秋限定で、通常は2~3本ほどのマツタケを使っていますが、今年は10本と倍以上のマツタケを使用。
「(Q.結構がっつりマツタケの匂い)皆さん喜んでくれるので」
秋の味覚を全身で味わうことができ、観光客も存分にマツタケを楽しめると大好評。
「みんな(客に)ボンボン出してあげます。マツタケでおなかいっぱいになるのは初めてだって、みんな喜んで。(マツタケ豊作は)うれしいですよね」
(2026年10月15日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp