【古代史】朝鮮半島の前方後円形墳と任那日本府論の謎|松波宏隆氏
山田研究所〜野崎プロレス
0:00 / 0:00
【古代史】朝鮮半島の前方後円形墳と任那日本府論の謎|松波宏隆氏
21 просмотр · 3 ч назад
山田研究所〜野崎プロレス
1,56 тыс. подписчиков
21 просмотр · 3 ч назад
龍谷大学講師・松波宏隆さんによる歴史講座。
かつて教科書に登場し、現在も議論が続く「任那日本府論」や、朝鮮半島南西部で相次いで確認されている「前方後円形墳(栄山江流域等の古墳)」の実態と最新研究の成果について、考古学・文献史学の視点から分かりやすく解説していただきました。
◆目次(タイムスタンプ)
00:00 任那日本府論の変遷と教科書の記述
02:30 現代の研究状況と「歴史の事実」の捉え方
04:00 朝鮮半島の前方後円形墳とは?
06:30 日本書紀における「日本府」の正体と倭国
14:50 朝鮮半島の前方後円形墳の分布と特徴
18:25 墳丘の規模・立地・埋葬施設の多様性
24:00 各地の墳形(バチ型・帆立貝式など)の比較
27:10 倭国・日本列島との交流と影響
◆登壇者
松波 宏隆 氏(龍谷大学 講師)
任那日本府論の現在地: 1970〜80年代の研究を経て、従来の「古代日本が朝鮮半島南部を直接支配した」という論拠としての任那日本府像は学術的に成立しないとされている現状を整理。日本書紀における「日本府(ヤマトのみこともち)」の実態を考察。
歴史の事実と正当化: 過去の記録がのちの時代(大宝律令期や近代)の国家観・正当化にどう利用されてきたかを踏まえ、文献史料を読む重要性を提示。
朝鮮半島の前方後円形墳:韓半島南西部(全羅道・栄山江流域など)に確認される十数基〜20基弱の前方後円形墳(前方後円墳系古墳)を網羅的に提示。
規模: 日本の超大型墳(百舌鳥・古市等)とは異なり、最大でも海南・法山里の76mなど中規模クラス。5世紀中頃〜6世紀前半の築造。
立地・構造: 尾根筋や低丘陵、平地など立地にバリエーションがあり、主体部も初期に言われていた横穴式石室だけでなく、横口式石槨や竪穴系など多様。
墳形: 扇状(バチ形)に開くもの、柄鏡型、帆立貝式など多彩で画一的でない点や、倭系遺物・石室構造との関連について言及。
+++山田研究所+++
https://ravie.net