【声優の朗読】よくわからない芸術文学論~坂口安吾・作『ピエロ伝道者』【随筆/エッセイ】
村上ヨウの朗読文庫
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【声優の朗読】よくわからない芸術文学論~坂口安吾・作『ピエロ伝道者』【随筆/エッセイ】
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「空にある星を一つ欲しいと思いませんか?思わない?そんなら、君と話をしない。」
青空文庫より『ピエロ伝道者』(坂口安吾)を朗読しました。
印象的な書き出しで始まるこの作品、つまるところ、作者の芸術論と云うか文学論と云うか、そんな感じです。
ずいぶんおかしな言い方をしているのでなんだか酔っ払って芸術談義に花が咲いているようですね笑
なので語り方もなんだか放り投げてる感じになってしまいました。
作中出てくる井伏氏は井伏鱒二、中村氏は中村正常で彼は女優の中村メイコの父です。
ファースとは現在はフランス語発音の「ファルス」のほうが浸透していますがいわゆる「笑劇」のこと。
コメディよりもドタバタ笑いの要素が強く、中身はあってないようなもの、と言われたりします。
作品全体を通して、「笑い」に特化したものは「芸術」と見なされにくいがそれはいかがなものか、という問いかけになっています。
現代でも「エンタメ」業界全般でそういう傾向がありますね。
「芸術」と呼ぶには難しい顔して悩んだりしなくちゃいけない、みたいな。
でも「人を楽しませる」に特化したものを芸術と称していいではないか、笑いだって高尚ではないか、と言っているわけです。
ボクは舞台などもやっていますが、その傾向は感じます。
おもしろ楽しいだけのお話では低俗である、みたいな。
ボクは人に楽しんでもらえるのが嬉しいのでそういうのでも十分価値があると思っているのですが。
昔は子供向けで価値が低いとされていたアニメやゲームも地位が上がったことですし、いずれ見直されていくといいなと思っていたりします笑
#朗読
音楽:
https://dova-s.jp/