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レアアースはあるのに、なぜ使えない? 南鳥島の海底資源と3つの壁

発明の連鎖

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レアアースはあるのに、なぜ使えない? 南鳥島の海底資源と3つの壁

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発明の連鎖
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日本からおよそ1,900キロ離れた南鳥島。その周辺の海底には、電気自動車のモーターや風力発電機に欠かせないレアアースを含む泥が眠っています。2026年、地球深部探査船「ちきゅう」は水深およそ5,600メートルから、この泥を引き上げることに成功しました。 レアアースとレアメタルの違い、ネオジム磁石とジスプロシウムの役割、精製の9割を中国が占める理由、魚の骨や歯に由来するアパタイトとレアアース泥のでき方、2026年の引き上げ試験、そしてコスト・精製・海底環境という実用化の壁と2027年からの計画まで、約8分で解説します。 ▼チャプター 0:00 南鳥島の海底に眠る資源 0:33 第1章 なぜレアアースが重要なのか 1:46 第2章 日本の海底に眠る資源 2:58 第3章 ついに海底から引き上げた 4:08 第4章 それでも実用化できない理由 5:07 第5章 もう一つの壁 5:58 第6章 日本は資源大国になれるのか 7:01 エンディング ▼補足 2026年の試験は1月12日から2月14日まで行われ、装置の降下は荒天のため12日間かかりました。1月30日に採鉱装置が海底に到達し、2月1日未明に泥の連続的な引き上げが確認されました。回収した泥は3日間で約50トン(加えた海水を除く)、含まれていたレアアースの約54%が中重レアアースでした。5,569メートルはパイプの長さから求めた値です。 2013年の調査(東京大学・海洋研究開発機構)では、南鳥島周辺の一部の地点で、最高6,500ppm(0.65%)を超えるレアアースを含む泥が見つかっています。 「磁石向けレアアースの精製量の91%」は2024年の値です。 排他的経済水域の地図は、島ごとの200海里の範囲をおおまかに描いたもので、正式な境界線ではありません。試験の様子、海底の生き物、磁石やモーターなどの図はイラストです。熱水噴出孔の写真は海外のもの、深海の生き物の写真はガラパゴス沖のもの、「ちきゅう」の写真は港に停泊中のものです。 ▼クレジット ナレーション:VOICEVOX:玄野武宏 画像(Wikimedia Commons) ・南鳥島の空撮(1987年):Chief Master Sergeant Don Sutherland, U.S. Air Force(パブリックドメイン) ・レアアースの酸化物:Peggy Greb, 米国農務省(パブリックドメイン) ・熱水噴出孔:MARUM − Zentrum für Marine Umweltwissenschaften, Universität Bremen(CC BY 4.0)https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi... ・マンガン団塊:James St. John(CC BY 2.0)https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi... ・地球深部探査船「ちきゅう」:Batholith(パブリックドメイン) ・深海のナマコの仲間(Pelagothuria natatrix):NOAA Okeanos Explorer Program(パブリックドメイン) #レアアース #南鳥島 #レアアース泥 #ちきゅう #海底資源 #科学