なぜ、地下神殿には59本の柱が立っているのか #構造の必然 #仕組み #大人の教養 #首都圏外郭放水路 #地下神殿
構造の必然
0:00 / 0:00
なぜ、地下神殿には59本の柱が立っているのか #構造の必然 #仕組み #大人の教養 #首都圏外郭放水路 #地下神殿
29 просмотров · 4 дня назад
構造の必然
305 подписчиков
29 просмотров · 4 дня назад
特撮やドラマのロケ地でもおなじみの「地下神殿」。あの59本の柱は、何のためにあると思いますか?
答えをたどっていくと、ボーイング737と同じエンジンで回る巨大ポンプに行き着きます。
埼玉県春日部市の地下50メートルを通る首都圏外郭放水路。お盆の底のような低い土地で、あふれそうな川の水を地下に逃がし、江戸川へ流す「地下の川」です。
かたい地層を求めて地下50メートルへ。60メートル落ちる水は、壁に沿って回す「渦流式ドロップシャフト」で勢いを殺す。25mプールを1秒で空にするポンプは、飛行機と同じ仕組みのガスタービンで回る。そして、そのポンプが急に止まった瞬間の「逆流」を受け止めるために水槽は広くなり、広くなったから浮かないように厚くなり、厚くなった天井を支えるために柱が59本になりました。
今年度はすでに7回もポンプが動いています。神殿が沈んでいるあいだ、地上の町は沈んでいない。その構造の必然をたどります。
チャンネル登録で、次の「構造の必然」もどうぞ。
チャプター
0:00 地下神殿の柱は、なぜ59本なのか
1:37 なぜ、ここに造ったのか ― 「お盆の底」の町
3:48 なぜ、地下50メートルなのか
5:17 なぜ、水を渦にして落とすのか
6:50 なぜ、ポンプは飛行機のエンジンで回るのか
8:45 柱は、なぜ59本なのか
11:10 なぜ、普段は空っぽなのか
12:42 2300億円は、高かったのか
動画に入れなかった数字
・施設:延長約6.3km・地下約50mのトンネル(内径約10m)、立坑5本(深さ約70m・直径約30m)、調圧水槽(長さ177m・幅78m・高さ18m・柱59本)
・柱1本:幅約2m・奥行き約7m・重さ約500トン
・排水能力:ポンプ4台で毎秒200m³(1台 毎秒50m³)・羽根車の直径約3.8m・ガスタービン1台 約1万4000馬力
・施設全体でためられる量:約67万m³(東京ドーム約半分)
・一度の大雨での最大流入量:約1,900万m³(2015年9月 関東・東北豪雨)
・2002年の一部通水から2026年6月までに154回流入(年平均 約7回)
・事業費:当初 約1,110億円 → 約2,310億円(工期 1992〜2006年度)
・被害を防いだ額:約1,626億円(2002年6月〜2023年6月の試算)
補足
・柱が59本になった順番は、国土交通省の事後評価資料(2012)の記述によります:ポンプの緊急停止で逆流を起こさない面積(約12,000m²)が必要 → 浮き上がり対策で頂版・底版・壁を約3mに → 重くなった頂版を支えるため2m×7mの柱が59本。
・「津波のような勢い」は管理支所の職員の説明(日経ビジネス 2018)の表現です。
・「今年度7回目・完成以来の最多」は、2026年9月21日の稼働についての江戸川河川事務所の発表を報じた記事(ハフポスト日本版 2026年9月24日)によります。
・「1万戸以上の浸水が35年で8回」は1958〜1993年の中川流域の記録です(国際環境経済研究所 2026)。
・2000年の台風3号・2002年の台風6号の比較、1982年と2019年の台風の比較は、国土交通省・国際環境経済研究所の資料によります。
・アニメーションと図はしくみのイメージで、実際の寸法の比率や水の流れとは異なります。
・台風の夜の土嚢積み、大掃除のブルドーザーなど一部の場面はAIで生成した再現イメージです。
・映像の見学会の様子は2016年・2018年の特別一般公開のものです。
出典
・国土交通省 関東地方整備局「中川・綾瀬川直轄河川改修事業(首都圏外郭放水路)事後評価」(2012)
・国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所 ウェブサイト(首都圏外郭放水路・先端技術ほか)/同 管理支所「外郭放水路の機械設備」(2013)
※画像の一部は公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、関東地方整備局ウェブサイトの画像を加工して作成
・平井秀輝「防災地下神殿・首都圏外郭放水路の効果」国際環境経済研究所(2026年8月)
・日経ビジネス電子版「巨大な治水施設が地下神殿となったワケ」(2018年10月)
・nippon.com「首都圏を洪水から守る地下神殿『首都圏外郭放水路』」(2016年11月)
・ITmedia NEWS(2026年9月8日)/乗りものニュース(2026年9月9日)/ハフポスト日本版(2026年9月24日)
・写真:Wikimedia Commons(各画像のライセンスに従います)
・映像(CC BY):MIYAGAYAOOTAHARA「首都圏外郭放水路 特別一般公開」 • DSCN0028首都圏外郭放水路20161112特別一般公開 ポンプ室 / • DSCF6385首都圏外郭放水路20161112特別一般公開 ポンプ室 / • DSCN9973首都圏外郭放水路20161112特別一般公開 / • DSCN9874首都圏外郭放水路20181117特別一般公開 庄和排水機場 階段を上... / • DSCN0025首都圏外郭放水路20161112特別一般公開 司令室
・映像(CC BY):enoden502「20150910 せんげん台駅周辺の浸水被害」 • 20150910 せんげん台駅周辺の浸水被害
・効果音:Wikimedia Commons(Heavy Rain in Summer・CC BY-SA 3.0/Boekenhoutspruit・CC BY-SA 4.0/Richard Humphries「Nosferatu thunderclap」CC BY 4.0/gradha「Bathtub water splashes」パブリックドメイン)
・一部の画像はAIで生成しています
#構造の必然 #仕組み #大人の教養 #首都圏外郭放水路 #地下神殿