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【タイトー解説】スペースインベーダーで日銀が66億円を流した会社 ダライアスまでの軌跡【ゲーム会社の歴史】

ゆっくりレトロ図書館【琴葉姉妹とずんだもんのゲーム解説】

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【タイトー解説】スペースインベーダーで日銀が66億円を流した会社 ダライアスまでの軌跡【ゲーム会社の歴史】

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スペースインベーダー、ダライアス、バブルボブル──日銀が66億円の100円玉を流した社会現象を生んだゲーム会社「タイトー」の1本目・46年史を追いかける回です。 「ユダヤ系ウクライナ人のミハイル・コーガンが満州・東京を経て1950年に太東洋行を創業、ウォッカやジュークボックスを輸入する商社から日本初ゲームセンター、国産初ビデオゲームへと歩んだ」偶然と出会いが重なった物語。 1950年の創業から、1996年のアーケード黄金期の終わりまで、関わった人物と作品に焦点を当てて振り返ります。 創業者のミハイル・コーガンさんは1920年、ウクライナ人民共和国のオデーサ生まれのユダヤ人でした。1932年にロシア革命の混乱を避けて満州のハルビンに移住し、1938年の第2回極東ユダヤ人大会でシオニスト青年団として参加した際、ハルビン特務機関長の樋口季一郎さんと陸軍大佐の安江仙弘さんに出会います。安江大佐のユダヤ人保護活動を間近で見たコーガンさんは親日家となり、1939年に来日して早稲田経済学院で貿易実業を学び、ロシア文学者の米川正夫さんの家に下宿してドストエフスキーの翻訳を手伝ったりしていました。 1950年、太平洋戦争を挟んで再来日したコーガンさんは、世田谷で雑貨の輸入業「太東洋行」を創業します。1953年には太東貿易株式会社として法人化。社名「太東」には「極東のユダヤ人」と「安江大佐への思い」の二重の意味が込められています。日本初のウォッカ「トロイカ」は帝国ホテルのバーにも並ぶ高品質で、ピーナッツベンダーという10円玉投入式の自販機を喫茶店に委託販売し、1954年からはジュークボックスの賃貸業務にも拡大。1963年には子会社パシフィック工業を設立し、ゲーム会社としての土台を築きます。 1968年、東京都豊島区ロサ会館の社長の息子・伊部季顕さんの紹介でコーガンさんが「ゲームを入れてみよう」と提案し、日本初のゲームセンターが誕生しました。1972年に商号を「株式会社タイトー」に変更、1973年には国産初のビデオゲーム「サッカー」「エレポン」を発表。1969年にパシフィック工業に入社した西角友宏さんが1974年にスピードレースでタイトー初のテレビゲームヒットを飛ばし、1975年のウエスタンガン海外版「ガンファイト」ではインテル 8080を搭載し、アーケードビデオゲームとして世界初のマイクロプロセッサ使用例となりました。 1978年8月、西角友宏さんがほぼ1人で開発した「スペースインベーダー」が発売され、歴史的な社会現象を巻き起こします。純正10万台・許諾品10万台・違法コピー30万台の合計50万台が日本中に出回り、100円玉が市中から枯渇、日本銀行が月の3倍にあたる66億円もの100円玉を市中に流す羽目になりました。ロサ会館の季顕さんは「スペースインベーダーがうちの会社を作った」と語っています。 1983年、エレベーターアクションの音楽を担当した今村善雄さんがZUNTATA初代リーダーとなり、タイトーのサウンド開発部門が本格始動。同年に出版社営業時代にクレイジー・クライマーの声に驚いた小倉久佳OGRさんが入社します。1984年にはちゃっくんぽっぷ(東大マイコンクラブの酒井博史さんの作品買取)、創業者コーガンさんがロサンゼルスで64歳死去。1986年には京セラ資本参加、三辻富貴朗MTJさんのバブルボブル(無断で入れた隠しコマンドが伝説に)、奇々怪界が発売されました。 1987年2月、ダライアスが稼働し、タイトー技師長の三部幸治さんが床にテレビ3画面を並べる偶然から着想した3画面筐体(ハーフミラー・ボディソニック・ヘッドホン端子)が業界を震撼させます。小倉久佳さんの音楽は1997年Gダライアスまで全続編の全曲を担当。1988年2月にはダライアスに続く3画面筐体第2弾のニンジャウォーリアーズが登場、津軽三味線をサンプリングしたDADDY MULKがゲーム音楽史に残る名曲となりました。同8月24日にCI刷新で「TAiTO」ロゴ・「キャッチ・ザ・ハート」コピー、10月から金曜ロードショーのスポンサーも開始します。 1989年ダライアス2、1990年キャメルトライ、1992年世界初ISDN業務用通信カラオケX2000、1993年東証二部上場、1994年2月レイフォース(河本圭代TAMAYOさん)、同9月ダライアス外伝(小倉久佳さんのユング心理学的ライナーノーツ)、1996年8月レイストーム(3DCG)、同9月バブルメモリーズと作品を重ね、アーケード黄金期を駆け抜けます。1996年末時点で業務用カラオケも好調、翌1997年の電車でGO!を控えています。 ウクライナ生まれのユダヤ人青年が、安江大佐との出会いから親日家となり、ウォッカやピーナッツ自販機の輸入商社から出発して、スペースインベーダーで日銀を動かし、ダライアスで3画面筐体を世界に送り出した46年の軌跡。1本目はコーガンさんの創業から1996年のアーケード黄金期の終わりまでを辿り、2本目で電車でGO!から独立企業としての終わりまでを扱います。 🔔チャンネル登録はこちら レトロゲーム好きなら絶対に見逃せないコンテンツが満載 通知ベルのクリックをお忘れなく    / @yukkuri-retro   ※本動画は各ゲームの著作権を尊重し、レビューおよび解説の範囲内で映像を利用しています。 ※公開されている一次資料を元に、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めています。 【キャラクターボイス】 琴葉茜(A.I.VOICE) 琴葉葵(A.I.VOICE) ずんだもん(VOICEVOX) つくよみちゃん(COEIROINK) #タイトー #ゲーム会社の歴史