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野菜価格高騰の理由 長雨影響でキャベツ大量廃棄に “物価の優等生”キノコにも異変【羽鳥慎一モーニングショー】(2026年11月6日)

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野菜価格高騰の理由 長雨影響でキャベツ大量廃棄に “物価の優等生”キノコにも異変【羽鳥慎一モーニングショー】(2026年11月6日)

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 高市早苗総理大臣が成立を目指す食料品の消費税減税の関連法案について、与党は6日に衆議院を通過させることを目指しています。家計に影響する野菜の価格高騰は続いたままで“物価の優等生”とされてきたキノコにもその波が広がっています。 ■葉物野菜高騰続く 買い物客(40代) 「キャベツとかも高いので、手軽に買えないなって」 買い物客(60代) 「今は高いものを食べないで、安いものを探して食べようかなと」  今も高騰が続く「葉物野菜」。東京・練馬区のスーパー「アキダイ」では…。 アキダイ 秋葉弘道社長 「キャベツ、こちらですね、だいぶ値段下がりました。ただ平年と比べても、それでもまだ60円くらい高い」 「(Q.他に値段が下がっていないものは?)やっぱり葉物。こちらですね、レタス類です。この辺、たくさん出ているはずの茨城産レタスが、流通量が非常に少ない」  農水省が行っている食品価格動向調査の最新の調査結果では「キャベツ」は平年に比べ約7割高、「レタス」は約6割高となっています。  9月の長雨から1カ月以上経ちますが、なぜ今も平年よりも高い状態が続いているのでしょうか? 「次の産地っていうのはまだ遅れているので、ちょっとまだ高いという状態ですね」  葉物野菜は季節に合わせて出荷の中心となる産地が切り替わっていきます。しかし、次の産地からの出荷が遅れ、十分な量が出回っていないため、価格が高い状態が続いているといいます。 ■猛暑対策が裏目に…  一体、葉物野菜に何が起きているのでしょうか?生産地の茨城県八千代町に向かってみました。 八千代組合 赤松弘貴代表 「これがキャベツの畑ですね。完全にもう腐ってキャベツ自体がなくなっている状態」  案内された畑には長雨と日照不足の影響で、腐ったキャベツの残骸が。9月、台風25号の影響でこのキャベツ畑には大量の雨水が流れ込み、水浸しの状態になりました。  水は引かないまま、約1カ月が経ったといいます。 「最後、藻みたいの生えてきて。1カ月もずっと水の中にある状態なんで。水草じゃねぇんだから」  通常、池などに生えるはずの藻が畑にビッシリ。特にひどい場所では、キャベツは腐り、芯だけを残して溶けて消えてしまったといいます。 「うちの場合、組合で(被害金額は)3000万円くらい」  被害が大きくなった理由は、他にもありました。 「暑さ対策で低い所に(畑を作っている)。なので雨の水分がもってくれる」  実は近年の猛暑対策として、少ない雨でも土が乾かないよう低い所に畑を作る「暑さ対策」を施していたといいます。それが、雨水が集まり、水はけが悪くなるという裏目の結果となってしまったのです。 「ずっと暑さ暑さって言っていて、全く真逆のパターンが来ちゃったので、これは来年どうしていこうかな」 ■千葉では“異変”が  千葉のキャベツ畑では、9月の長雨のあとに“異変”が起きていました。外側の葉がしおれてしまったキャベツを抜いてみると、根っこにこぶができていました。 カネキ近藤農園 近藤泰久さん 「こぶこぶになっているじゃないですか。これが普通の根っこですよね。本当はこういうのが、ビッチリあるはずなのに。こぶ、こぶ、こぶ。これが根こぶ病です。こうなると、もう成長しないです」  キャベツの異変は「根こぶ病」。根の部分には、こぶのような膨らみがいくつも確認できます。  この「根こぶ病」、水はけが悪く、土壌の水分が多い環境で発生しやすいといいます。病原菌に感染すると、根がこぶ状に膨らみ、水分や養分を十分に吸収できなくなります。 「20年間キャベツを作っていて、たまにポツリポツリとは出ていたんですけど、こんなにひどいのは初めてです」  近藤さんは今年、キャベツの植え付け前に畑全面に薬を散布して、根こぶ病に備えていましたが、9月の長雨などで薬が流されてしまったのではないかと推測しています。  廃棄を余儀なくされたキャベツは約3000株。被害額は約50万円に上るといいます。 「一番痛いのは金額よりも“精神的ながっかり”ですよね。せっかくこれだけ手塩にかけて、一生懸命頑張って、なるべくきれいにと思ってきたのに、それがいっぺんになくなってしまったのは、とにかく精神的にきついですよね」 ■キノコ類も価格上昇  “異変”が起きているのは野菜だけではありません。  今年は、長雨がマツタケの成長を後押しして異例の大豊作ですが、他のキノコは…。 買い物客(60代)と買い物客(70代) 「エノキとかちょっと高くなっているかなって。シメジとか20~30円は高くなっているんじゃないでしょうか」  葉物野菜とともに鍋に欠かせないキノコ類。豊作で安くなっているのかと思いきや…。 秋葉社長 「シメジも、今の時期ですとだいたい100円程度なんですけども、1個あたりで言うと、2割、シメジも上がっています」  安定した価格で“物価の優等生”と言われるキノコですが、農水省の調査では、「シメジ」「ナメコ」「エノキタケ」など、軒並み前年と比べて2割ほど高くなっています。 ■キノコ高騰の理由は  一体、キノコに何が起きているのでしょうか?茨城県の生産者を訪ねました。 七会きのこセンター 中川幸雄代表 「ここがマイタケの最終段階の部屋。キノコって、どのキノコも一緒で、湿度と温度とCO2濃度をコントロールしないとダメ」  マイタケやシイタケなど、さまざまな種類のキノコを栽培している生産農家。キノコはとても敏感なため、湿度や温度を一定に保った室内で栽培しています。 「あれは超音波加湿器。あれで湿度をコントロールします。センサーが入っているので、(水蒸気が)出たり入ったりしてコントロールされます」 「こういう機械があって、これがCO2濃度。これが湿度計。これが温度計」 「(Q.ずっと動かしている?)24時間止まることはないです、一日」  室内栽培のため、今年の長雨は影響しないはずですが…。 「どうにもならない、電気だけは。言われたままに払うしかない」 「先月は(電気代が)100万円超えました」 「(この冬)最悪の場合は150万円ぐらいいくんじゃないですか?」  電気料金の高騰がキノコの高騰につながっているといいます。 「24時間1年中、20℃に設定しないといけない。キノコは基本的に2~3℃ずれたらアウト」  さらに、キノコの値段を上げているのが…中東情勢悪化によるナフサの高騰で梱包(こんぽう)する資材なども高騰。頭を悩ませているといいます。 「出荷するのにトレーとか袋を大量に使う。それ(の値段が)もう上がりましたね。ナフサの影響でドンと10~20%上がりました」 「そうするとキノコも10%ぐらいは上げざるを得ない、最低でも。それでも追いつかない。上げたくはないんだけど、もう背に腹はかえられない」 (2026年11月6日放送分より) [テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp