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科学者が「作るな」と止めた細菌!鏡写しにしただけで、なぜ危ない?【2026 ノーベル化学賞】

放課後ふしぎクラブ

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科学者が「作るな」と止めた細菌!鏡写しにしただけで、なぜ危ない?【2026 ノーベル化学賞】

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まだ、どこにも存在しない細菌。なのに科学者38人が「作るな」と呼びかけた。しかも、作ろうとしていた研究者本人が、自分の研究をやめた。 ふつうの細菌を鏡に映したように、分子を全部左右逆にしただけ。それだけで、なぜそんなに危ないの? 右手と左手、ミントの香りから、2026年ノーベル化学賞の話まで。中学生や高校生にも分かりやすく解説! 0:00 部室のスマホに「作るな」のニュース 1:08 左右逆の分子は、回しても重ならない 2:51 体は、相手を『形』で見分けている 5:26 地球の生き物は、なぜ片方の形だけ? 7:29 作れるのは、いつ? 9:18 鏡の国のミルクと、動画のタイトル決め #鏡写しの細菌 #ミラーライフ #ノーベル化学賞 #雑学 #放課後ふしぎクラブ ―――――――― 放課後ふしぎクラブ:身の回りの「なんで?」を、女の子たちの掛け合いで解いていくアニメ。 ■ 動画の中の事実と出典 ・2024年12月、38人の研究者が科学誌Scienceに論文「Confronting risks of mirror life」を出し、鏡写しの細菌(ミラーバクテリア)は人・動物・植物の免疫をすり抜けるおそれがあるとして、作らないよう呼びかけた(Adamala ら 2024, Science 386:1351。まとめ:https://www.jcvi.org/research/risks-m... ) ・同じ呼びかけで、鏡写しのタンパク質やDNAなどの「部品」の研究は続けてよい、細胞まるごと作れるのは早くても10年以上先、としている(同) ・抗生物質の多くも分子の形に合わせて効くので、鏡写しの細菌には効かないおそれがある。細菌を食べるウイルス(ファージ)などの天敵も形で相手を選ぶため、天敵の少ない外来種のように広がりかねない、と論文は心配している(上の論文、下の国連の資料、News-Medical https://www.news-medical.net/news/202... ) ・鏡写しのタンパク質やDNAは体の酵素に壊されにくいので、長持ちする薬として研究・開発されている(国連 事務総長の科学諮問委員会「Mirror Life」2026年3月 https://www.un.org/scientific-advisor... )。アメリカでは、その部品を使った薬が1つ承認済み(Gizmodo) ・論文の筆頭著者、ミネソタ大学のケイト・アダマラさんは、鏡写しの細胞を作る研究をしていたが、危なさが分かって自分の研究室で作るのをやめた(Business Insider Japan https://www.businessinsider.jp/post-2... ) ・「まだSFの話だ」という科学者もいる(インペリアル・カレッジ・ロンドンのトム・エリスさん、CNN)。2025年9月にはイギリス・マンチェスターで国際会議があり(Gizmodo)、2026年3月には国連 事務総長の科学諮問委員会が資料「Mirror Life」を出した(上の資料) ・カルボンという分子の鏡写しのペアは、片方がスペアミント、もう片方がキャラウェイの香り(Friedman & Miller 1971, Science) ・パスツールは1840年代に酒石酸の結晶を2種類に分け、1857年、細菌がブドウにある方だけを使うことを見つけた ・2026年ノーベル化学賞:アンリ・カガンさん、硤合憲三さん「不斉有機合成における非線形効果と自己触媒反応の発見」(スウェーデン王立科学アカデミー https://www.kva.se/en/news/the-nobel-... )。硤合さんの反応では、0.00005%ほどのわずかな偏りが99.5%を超えるまで増えた(硤合 2014, Accounts of Chemical Research/2019, Proc. Jpn. Acad. Ser. B)。この反応は人の手で作ったもので、地球の生き物が同じ道を通ったかどうかは分かっていない(同アカデミー「The Soai reaction is artificial, different to the chemistry of life」) ・ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』(1871年)第1章で、アリスが子猫に「鏡の国のミルクは、飲めないかもね」と話しかける ・パスツールの肖像:Paul Nadar 撮影(パブリックドメイン、Wikimedia Commons) ※鏡写しの細菌は、まだどこにも存在しません。この動画は、科学者たちが作らないよう呼びかけている理由を紹介しています。