【何者!?】中国をぶち抜いて世界一の資源が日本の海にあると国会で言い切った教授
井上 康平 612
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【何者!?】中国をぶち抜いて世界一の資源が日本の海にあると国会で言い切った教授
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井上 康平 612
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【概要欄】
【目次】
0:00 ダイジェスト
1:06 東京大学大学院工学系研究科長・工学部長
1:37 中国はレアアースで圧力を掛けてきている
2:05 四半期6,600億円。1年で2兆6,400億円の損失
3:46 中国の独占。生産69%、精錬は91%
4:29 中国が独占できる理由は単純です
5:38 南鳥島のすぐ南で、マンガンノジュールの採鉱試験
6:04 公海の資源は中国に先に開発されてしまう
9:45 1%だけでレアアース1,600万トン
9:55 中国をぶち抜いて、圧倒的な世界一
11:14 アメリカとヨーロッパと組むのが効率的
12:57 1960年代、日本が世界をリードしていた
13:41 ただし技術者の多くは定年を迎えつつある
13:52 まさに今がラストチャンス、ラストミニッツ
14:53 アメリカのマウンテンパス鉱山
16:16 差額補填型の支援をすべきだ
17:05 3割下げてきたら、年間152億円で足りる
17:22 損失2.6兆円に対して、僅か1%未満
20:51 1 アメリカ、ヨーロッパと組んで引き揚げる
21:19 精錬。ここをかませる
22:10 まとめ
2026年3月11日、参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会。東京大学大学院工学系研究科長で工学部長の、加藤泰浩 参考人の意見陳述を、切らずに21分そのまま流します。
議題は、原子力等エネルギー・資源と持続可能社会についてでした。呼ばれた東大の工学部長は、南鳥島の周りの海にある資源の話をしています。
まず、中国の圧力についてです。
「二ページに、御存じのように、中国はレアアースを使ってアメリカ、ヨーロッパ、日本にすごい圧力を掛けてきております」
「これレアアースの輸入規制、これは日本にとっては輸入ですが、中国が輸出規制をした場合に経済損失が見積もられております。これは四半期で六千六百億円、一年間でいうと二兆六千四百億円の損失を被るということが言われております」
「一つが、中国は独占しているわけですが、生産自体は六九%、ただし、精錬という過程を経て金属とか酸化物で出してくる場合には九一%が独占されている、こういう状況になっております」
なぜ中国が独占できているのか、についてです。
「中国でなぜ独占的にやっているかというと、それは単純です。中国の環境基準があるところ緩いということを反映して、そういうことになっております」
いま中国が何をしているか、についてです。
「左側、中国は、南鳥島を中心にした我が国の排他的経済水域、EEZといいますが、そのEEZ、半径三百七十キロの範囲をEEZといいます、その外側は全て公海上です、公海上において、今中国は非常に盛んに調査をしています」
「中国は南鳥島の排他的経済水域のすぐ南側でマンガンノジュールの採鉱試験をやると。これを国際海底機構に申請をして承認されております。まだ、現在三月時点、今日までまだ実施はされておりませんが、これは近々必ず起こることと思っております」
「南鳥島近海の公海上の資源は中国に先に開発されてしまう可能性があるというふうに懸念をしております」
そして、日本の海にあるものです。
「その一%だけでレアアースの資源量が千六百万トンあることを確認しております。これは今の世界の埋蔵量の第三位に相当する。たった一%の面積で第三位になるということは、南鳥島全体まだまだいっぱいありますから、これは中国をぶち抜いて圧倒的な世界一であるというふうに私たちは見積もっております」
「これは実は、私の研究室の学生の卒論の成果なんですね」
精錬についてです。
「一九六〇年代から日本がレアアースの精錬やメタル化技術をリードしていました、世界の中で。ところが、そういう技術が一部中国に流出するようなこともあって、一九七五年以降、精錬も中国で実施されるようになって、安値攻勢で次々に日本の精錬事業が縮小するという歴史を経てきました」
「国内事業は縮小傾向だが、技術や設備はまだ残っております。設備投資すればレアアース泥の精錬は十分に可能です。その下、設計者や技術者の多くは定年を迎えつつあり、このままでは確実に貴重な技術が失われてしまいます。一度失われた技術の復活は難しい。まさに今がラストチャンス、ラストミニッツだというふうに先生方に是非考えていただければと思います」
中国が値段を下げてきたときの備えについてです。
「これは、昔、アメリカのマウンテンパスという鉱山、一九八〇年代まで世界の六〇%のレアアースを生産していた大鉱山ですが、中国によって潰されました。それは、ダンピングによって二〇〇二年に閉山に追い込まれるということを経験しています」
「ダンピングに対する差額補填として、例えば中国が三〇%価格を下げたら年間百五十二億円投入すればいい。それから、五〇%、半額にしてきたら二百八十一億円補填すれば済むと。これは、年間、先ほどの損失が二・六兆円見込まれているものに対して、僅か一%未満です」
この意見陳述の7日後、3月18日の参議院予算委員会で、高市総理はこう答えています。
「去年の十月、トランプ大統領来日されたときに、資源開発の話をいたしました。今年二月から日米間で、海洋鉱物資源開発に関する協力の議論、具体的に開始しています。南鳥島周辺海域のレアアース泥も対象の一つでございます」
15日後の3月26日、衆議院本会議での報告です。
「特に、重要鉱物については、具体的プロジェクトに関する協力や、南鳥島周辺海域のレアアース泥を含む海洋鉱物資源開発に関する協力に関する三つの文書を取りまとめました」
赤澤経済産業大臣とラトニック商務長官が、協力覚書に署名しています。加藤参考人が1番目に挙げた、アメリカやヨーロッパと組むこと。ここは動きました。
ただし総理は、こうも述べています。
「海洋鉱物資源の開発は、南鳥島周辺海域のレアアース泥も含めて、まだ採掘技術の確立などを目的とする研究開発段階にあるものも多く、まずは、日米両国の専門家が集まり、情報共有を行う場としての作業部会を設置することが適切であると考えています」
そして、加藤参考人が金額まで出して求めた差額補填。2026年3月12日以降の国会の会議録を調べたところ、「差額補填」も「価格保証」も1件も出ていません。
技術者の定年は、待ってくれません。
出典
国会会議録検索システム(国立国会図書館)
2026年3月11日 参議院 資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会
2026年3月18日 参議院予算委員会
2026年3月26日 衆議院本会議
映像 参議院インターネット審議中継
#国会中継 #レアアース #南鳥島 #加藤泰浩 #中国 #経済安全保障 #参議院 #レアアース泥 #マンガンノジュール #EEZ
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※ここに動画ごとの概要・今回の論点を記載します。
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