【ブロッコリー栽培】追肥のタイミングと上手な与え方(花蕾を大きくする追肥時期と追肥の量を完全解説!)
野菜作りの教科書 Vegetable Beginners Guide
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【ブロッコリー栽培】追肥のタイミングと上手な与え方(花蕾を大きくする追肥時期と追肥の量を完全解説!)
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今回の動画では、ブロッコリーが今どの生育段階にいるのか、今、追肥が必要なのか。そして、どこに、どのくらい肥料を入れればいいのか、これらの疑問をすべて解決します。
ブロッコリーを育てていて、追肥って、いつやればいいの?肥料をやっているのに、花蕾がなかなか大きくならない、葉っぱはものすごく茂っているのに、肝心のブロッコリーが小さい、こんな経験をしたことってありませんか?
実は、ブロッコリーの追肥は、ただ肥料を追加すればいいというわけでなく、追肥するタイミングが早すぎても、遅すぎても、そして量が多すぎても、株の生育バランスが崩れてしまいます。
逆に、株が今どんな状態なのかを見ながら、必要な時期に必要な量だけ肥料を効かせることができれば、葉がしっかり育ち、その葉が作った養分を使って、花蕾もしっかり充実してきます。
ブロッコリーの追肥について、最初はいつ?2回目は?花蕾が見えてからも必要?肥料はどこに入れる?化成肥料と有機肥料はどう使い分ける?そして、肥料が足りないのか、それとも多すぎるのか、どう見分けるといったことまで、ブロッコリー栽培で実際に使える形で詳しく解説していきます。
カレンダーだけに頼らず、ブロッコリーの株を見るだけで、追肥の時期と与え方を正しく判断できるようになります。
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【目次】
00:00 オープニング
00:14 今回の動画の内容
01:54 ブロッコリーの追肥の考え方
05:10 ブロッコリーの追肥のタイミング
08:32 追肥で与える肥料の種類と施肥量
12:08 追肥の効率的な施し方
14:38 肥料不足か肥料過多かの判断基準
18:21 ブロッコリーの追肥まとめ
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【動画の内容】
ブロッコリーの追肥の考え方
ブロッコリーは花蕾を収穫する野菜なので、どうしても花蕾に肥料を届ければいいと考えがちです。
でもこの考え方は実は少し違っています。
ブロッコリーの花蕾を大きくするうえで、とても重要なのが、その前にしっかり作っておいた葉です。
葉は光合成によって、二酸化炭素と水から糖などの同化産物を作ります。
つまり、大きな花蕾を作りたいなら、その前に、しっかり働ける葉を作っておくことが基本です。
そして、その葉や茎を作るために欠かせないのが窒素です。
窒素が不足すると、新しい葉が十分に展開できず、葉色が薄くなったり、株全体の生育が鈍ったりします。
ただし、ここで一つ注意したいポイントがあります。
窒素が必要だからたくさん入れればいいというわけではないことです。
窒素を過剰に与えると、葉や茎ばかりが旺盛になり、軟弱な生育になったり、植物体内の養分バランスが崩れたりすることがあるからです。
ブロッコリー栽培で大切なのは、肥料を効かせ続けることではなく、必要な時期に、必要な量を供給することです。
植え付けから何日たったかだけではなく、今、株がどれくらいの勢いで育っているかを見ることが大事になります。
ブロッコリーの追肥のタイミング
家庭菜園でブロッコリーを育てる場合の1回目の追肥時期にまず見るポイントは、植え付け直後の苗がきちんと活着して、そのあと新しい葉を展開し始めているかどうかです。
植え付け直後は、苗が根を張り直す期間で、この時期に葉が少し元気がなくなっても、すぐに肥料不足とは限りません。
そして植え付けから2~3週間ほどたった頃になると、生育段階が進んで、株全体の葉数が増え始めます。
ブロッコリー栽培では、この時期から追肥をスタートさせます。
次に2回目の追肥のタイミングですが、1回目の追肥から、さらに2~3週間程度経った頃になります。
ただし、これは1回目の肥料が完全に切れるからというわけではありません。
株が大きくなるにつれて、光合成を行う葉が増え、それに伴って必要とする養分も増えてくるためです。
「花蕾が出てきたから、もう肥料はいらない」と思うかもしれませんが、花蕾は見えた瞬間に完成するわけではありません。
小さな花蕾が形成されてから、収穫できる大きさまで肥大していく過程でも、葉が光合成を続け、作られた同化産物が植物体内を移動して、花蕾の生長を支えます。
ただしここで大事なのが、必ず追肥するわけではないということです。
すでに葉がじゅうぶんに茂り、葉色も適正で、生育が順調なら、むやみに追肥を与えなくても大丈夫です。
花蕾だけを見ていると、どうしても追肥のタイミングが遅くなります。
その前に葉をしっかり作る、この流れを意識しておくことが成功のポイントです。
追肥で与える肥料の種類と施肥量
ブロッコリーの追肥で与える肥料ですが、家庭菜園で使いやすいのは、化成肥料と有機質肥料です。
まず、初心者でも扱いやすく失敗しにくいのは、成分や効き方が安定している化成肥料です。
追肥として化成肥料を与える場合、一般的な8-8-8の化成肥料なら、1平方メートルあたり20~30グラム程度が一つの目安になります。
また、元肥をしっかり入れているなら、追肥を毎回30グラム入れる必要がない場合もあります。
反対に、元肥が少ないときや、雨が多くて肥料成分が流れやすい条件なら、株の状態を見ながら補う必要があります。
次に、有機質肥料を使う場合ですが、家庭菜園でよく使われるものでは、油かす、ぼかし肥料、鶏ふんなどがあります。
有機質肥料の場合の施肥量ですが、油かすなら1㎡あたり30~50グラム程度、ぼかし肥料なら30~50グラム程度、鶏ふんなら20~30グラム程度が一つの目安になります。
ただし、これらは製品によって肥料成分に差があるので、袋に書かれた使用量を優先してください。
追肥の効率的な施し方
実際に肥料をまくときに初心者の方がやりがちなのが、株元に肥料をパラパラっと置く方法です。
もちろん少量を適切に施すのであれば問題になるとは限りませんが、基本的には、肥料を株元に集中させないほうが安全です。
この理由は、ブロッコリーの根は、株元の真下だけにあるわけではないからです。
株が大きくなってくると、根も畝の中を横方向に広がっていくので、追肥するときは、株元から少し離れた位置に、円を描くようなイメージで施すのがポイントです。
また、肥料を置いたらそのまま土の表面に放置するのではなく、可能なら軽く土と混ぜておきます。
これは肥料を土と接触させて、水分と一緒に養分を根の周辺へ移動しやすくするためです。
また、追肥後に土が乾いていて雨も期待できない場合は、水やりを行います。
肥料は土の中で水に溶けて、根が吸収できる状態になって初めて植物に利用されます。
そのため、乾燥した土の表面に肥料を置いただけでは、効き方が遅れることがあります。
そして、追肥のタイミングでもう一つ見ておきたいのが土寄せです。
ブロッコリーは葉が大きくなってくると、風を受ける面積も増えるので、株がぐらついているようなら、追肥と合わせて軽く土寄せを行います。
肥料不足か肥料過多かの判断基準
追肥のタイミングを植え付けから何日と覚えても、実際の畑では予定通りにいかないことがあります。
また、今は肥料が足りているのか、あるいは足りていないのか、ブロッコリー栽培に慣れていないと迷うことってありますよね。
そのようなときは、株の状態を見れば、ある程度の判断ができます。
まず、肥料不足のときに見かけるサインのひとつが葉の色です。
特に古い葉から全体的に緑色が薄くなり、新しく出てくる葉の生長も鈍くなっている、こうした場合には、窒素不足の可能性があります。
ただし、葉が黄色いからといって、すぐに肥料を入れるのはおすすめしません。
実は、葉色が悪くなる原因が肥料不足だけではないからです。
例えば、水はけが悪くて根が傷んでいる、逆に土が乾きすぎている。
低温で根の活動が鈍っている、根に病害が出ている。
こうした場合も、養分をうまく吸収できず、肥料不足のような症状が出ることがあります。
そのため、葉が黄色いだけで判断せず、土の湿り具合を見て、株元を少し確認して、最近の天候も思い出してみる、この一手間が大切です。
反対に肥料が多すぎる場合ですが、葉色が異常に濃くなり、葉が大きく茂っている。
葉や茎が柔らかく、勢いばかりが強い、そんな株では、窒素が過剰になっている可能性があります。
特に、ちょっと葉色が薄いかなと思って追肥、数日後に、まだ足りないかなと、さらに追肥、こうして肥料を重ねてしまうケースがあります。
ここでのポイントは、ブロッコリーの生育が順調なら、無理に追肥する必要はないということです。
肥料が多いことは、肥料が少ないことより気づきにくいことが多いです。
これは、大きく育っているから成功と思ってしまうからです。
葉ばかりが旺盛になっているなら、追肥は無理に与えなくても大丈夫です。
次に花蕾が見えてきた後の追肥の見極め方ですが、この時期の追肥では、葉の枚数だけを見るのではなく、葉がどれくらいしっかり働いているかを見て判断します。
新しい葉が十分に展開していて、葉色も極端に薄くない、中心部の花蕾も順調に肥大している。
こういう株なら、むやみに追肥を繰り返す必要はありません。
反対に、新葉がなかなか大きくならない、葉の展開が鈍い、株全体の葉色が薄くなってきたという場合は、肥料不足を疑って追肥を検討します。
そして、下部の大きな葉もしっかり見てください。
ブロッコリーは、花蕾が見えてからも葉で光合成を続け、養分を花蕾の肥大に利用します。
下の古い葉が少し黄色くなっただけなら、それだけで肥料不足と判断する必要はありません。
大切なのは、下葉だけではなく、新しく出てくる葉まで含めて株全体を見ることです。
花蕾が小さいから追肥ではなく、花蕾が見えてきた時期に、葉色が薄く、新葉の展開も弱い。
こうした複数のサインが重なっているなら、追肥を検討します。
この見方を覚えておくと、必要以上に肥料を入れてしまうのを防ぎやすくなります。
ただし、花蕾ができるまでの株作りが不十分だった場合、そこから追肥しても、生育不足をすべて取り戻すのは難しくなります。
この段階になったら、花蕾を大きくしようと急に大量の肥料を入れるのではなく、「株の状態を見ながら少量を補う」という考え方に切り替えるということです。