【感動する話】大手ホテルに仲居も料理人も奪われ、閉館寸前の旅館で一人残された俺。面接に来た地味な女性「掃除でも布団敷きでもします」→仕方なく雇うと、1ヶ月後予約で満室に…【泣ける話・いい話・朗読】
涙のひと駅
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【感動する話】大手ホテルに仲居も料理人も奪われ、閉館寸前の旅館で一人残された俺。面接に来た地味な女性「掃除でも布団敷きでもします」→仕方なく雇うと、1ヶ月後予約で満室に…【泣ける話・いい話・朗読】
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涙のひと駅
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ご視聴いただき、ありがとうございます。
「涙のひと駅」では、日々の中でふと出会う小さな優しさや、
人生のどん底から少しずつ立ち上がっていく物語を、朗読形式でお届けしています。
聴き終えたあと、心にそっと灯りが残るような作品を目指して、一つ一つ丁寧に制作しています。
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【本日のお話】
女性「掃除でも布団敷きでもします」
雨の降る夕方だった。
俺はのれんを下げようと玄関に出たところでその声を聞いた。
振り返ると、土間に女性が立っていた。
傘を持っていない。髪も肩も濡れていた。
それなのに胸に抱えた茶封筒だけが濡れていなかった。
ずっと抱えたまま歩いてきたのだと、見れば分かった。
年は30を少し過ぎたくらいだろうか。
俺と目が合うと、その人はすぐに視線を落とした。
それから両手で封筒を差し出した。
封はされていなかった。
角が丸くなるまで持ち歩いたのだと、これも見れば分かる封筒だった。
その頃うちに残っていたのは俺1人だった。
仲居も料理人も洗い場の人も、大きなホテルに引き抜かれて出ていった。8つある客室にその日は一つも明かりが点いていなかった。
断る理由ならいくらでも並べられた。
給料が払えない。
仕事もない。
そもそも泊まる客がいない。
それでも俺はその人を雨の中へ帰すことができなかった。
追い返すつもりで口を開いた俺が、この人に宿ごと救われることになる。
そんな話になるとは、このときの俺はまるで思っていなかったのだ。
ぜひ最後までお楽しみください。
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※本動画は、エンターテインメントを目的としたオリジナル朗読作品です。
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