【進化心理学】絶対に「休日は特に何も」と答えてはいけない 無趣味な男が恋愛で落ちる理由
素朴な疑問研究所
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【進化心理学】絶対に「休日は特に何も」と答えてはいけない 無趣味な男が恋愛で落ちる理由
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金曜の夜、居酒屋で二回目に会った彼女に「休みの日って、何してるんですか」と聞かれた。男は「特に何も。寝て、掃除して、終わりですね」と答えた。嘘は一つもない。酒も博打もやらず、遅刻もしない。面接なら通る答えだ。彼女は「そうなんですね」と笑った。三回目の誘いに、返事は来なかった。
面接官は、暇のない人を喜びます。恋人を探す人は逆で、仕事と暮らしに使った後に、時間とお金と力がまだ残っているかを見ています。同じ一週間が、面接では当たり、恋愛では落ちる。本編はこのずれを、進化心理学の研究で確かめます。
1975年、生物学者のザハヴィは、クジャクの邪魔な尾こそ選ばれる理由だと考えました(ハンディキャップの原理)。2000年、心理学者のミラーは、絵も歌も冗談も人間の尾羽だと言いました。
2016年、カウフマンたちはアメリカの大学生815人(うち女性696人)に、43の行いをする人の性的な魅力を点で付けてもらいました。点が一番高かったのは曲や詩を作るグループ、二番は暮らしの中の工夫、一番下はプログラムや数学のグループ。答えた人が男でも女でも、同じ向きでした。
2006年、英国のネトルとクレッグは425人を、作ることにどれだけ打ち込んでいるかで四つの組に分け、18歳からの相手の数を聞きました。相手が多かったのは、本格的に作る組と、職業として作る組。趣味程度に作る組は多い側に入らず、何も作らない組の側に並びました。
女は趣味を見ていない。余った力の使い道を見ている。
素朴な疑問研究所が、今日も「それ、出典あるの?」を合言葉に、静かに解剖します。
※「無駄は余りの証拠」という読みは、この動画の考えで、研究の結果ではありません。カウフマンたちの結果は学生がアンケートで付けた点数で、実際に相手を得たかは測っていません。ネトルとクレッグが数えたのは相手の数です。子育ての話と「三秒」の話は推測として置いています。居酒屋・アプリ・ギターの同僚・一年後のベースなどの場面は作り話です。
▼チャプター
0:00 「特に何も」
2:37 第1章 面接なら通る男
6:02 第2章 邪魔な尾が選ばれる理由
9:06 第3章 ビル・ゲイツはセクシーか
13:02 第4章 本気で作る人は相手が多い
16:32 第5章 余った時間とお金
19:55 第6章 三秒で終わる話
21:23 第7章 土曜の夜のベース
▼おもな出典(登場順)
・英国425人を作ることへの打ち込み方で4組に分け、18歳からの相手の数を比べた: Nettle, D. & Clegg, H. (2006)
・米国の大学生815人(女性696人)が43の行いの性的な魅力を採点した「Who Finds Bill Gates Sexy?」: Kaufman, S. B. ほか (2016)
・ハンディキャップの原理: Zahavi, A. (1975)
・芸術・ユーモア・創造性は相手に選ばれるための飾りとして進化したという主張: Miller, G. (2000)『The Mating Mind』
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