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なぜ女性は「家庭に入りたい男」を選ばないのか【家族社会学】

素朴な疑問研究所

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なぜ女性は「家庭に入りたい男」を選ばないのか【家族社会学】

1 748 просмотров · 1 день назад
素朴な疑問研究所
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3回目のデートの店で、彼は「僕、家のことをやる方が向いてると思う」と言った。向かいの席で、相手のグラスが止まった。「え、仕事は?」とだけ聞かれて、その夜、次に会う日は決まらなかった。 結婚するつもりの未婚女性の70.2%は、相手の家事・育児の力や姿勢を重く見ている。それなのに、家庭に入りたい男は、なぜ選ばれにくいのか。 この動画では、国の調査と家族社会学・経済学の研究を順に見ていきます。2021年の出生動向基本調査に出てくる、相手選びの数字の移り変わり。働く女性1,200人に「夫が専業主夫になってもいいか」を聞いた調査。アメリカの45年分の家計のデータ。2024年秋の内閣府の世論調査。そして、妻が夫より稼ぐ夫婦の研究。 並べてみると、薄れたのは「妻は家庭」の方で、「夫は働く」の方はまだ残っている、という形が見えてきます。怠けているからでも、女性が冷たいからでもありません。 ※冒頭のデートの場面や、居酒屋・台所などの会話は、話を分かりやすくするための作り話の例です。アメリカの家計のデータの研究は、二つのことが一緒に現れる、という結びつきを示したもので、原因と結果を示したものではありません。また、アメリカの数字を、日本の女性の相手選びにそのまま当てはめてはいません。日本FP協会の調査は、働く女性だけに聞いたインターネット調査で、相手を選ぶ場面の問いではありません。2025年と2026年にネットで話題になった投稿は、中身を言い換えて紹介しています。この動画は、専業主夫や専業主婦の暮らし方を低く見るものではありません。 ▼チャプター 0:00 3回目のデートの夜 1:43 相手選びの設問 5:25 45年分の家計簿 8:44 日本の世論調査 10:49 稼ぐ妻の台所 12:26 言葉の入れ替え 13:47 選び合うための形 ▼おもな出典(登場順) ・結婚相手の条件として、女性が相手の家事・育児の能力や姿勢を重く見る割合は70.2%(前回57.7%、1997年は43.6%)。男性が女性の経済力を重く見る割合は1992年の26.7%から48.2%へ。男性に比べ女性のほうが相手の学歴・職業・経済力を重く見る傾向は1992年の調査から変わっていない。女性の理想の生き方は男女とも「仕事と子育ての両立」が初めて最多(男性がパートナーに望む形でも39.4%): 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(2021年)。対象は、いずれ結婚するつもりの18〜34歳の未婚者 ・働く20〜50代の女性1,200人に、結婚後に夫が望むなら夫が専業主夫になってもいいと思うかを聞いた。「そう思わない」63.7%、「そう思う」36.3%(20代は41.3%): 日本FP協会(2020年)インターネット調査 ・1968〜2013年のアメリカの家計のデータで、1975年より後に結婚した夫婦では、夫がフルタイムで働いていないことが離婚のリスクの高さと結びつく。妻のフルタイムの仕事や家事の分担は結びつかない: Killewald (2016) American Sociological Review, 81(4), 696-719 ・「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」に反対(反対+どちらかといえば反対)64.8%。全国の18歳以上5,000人に郵送で聞き、2,673人が回答(2024年9月26日〜11月3日): 内閣府「男女共同参画社会に関する世論調査」(2024年) ・アメリカの夫婦で、家計に占める妻の稼ぎの割合は半分のところで急に少なくなる。妻が夫より稼ぐ夫婦は結婚の満足度が低く離婚しやすく、妻の家事の分担がかえって大きくなる: Bertrand, Kamenica & Pan (2015) Quarterly Journal of Economics, 130(2), 571-614 ▼コメントで教えてください 家のことを中心にやる夫と、外で働く夫。パートナーに頼むならどっちですか。 ▼素朴な疑問研究所とは 「誰もが一度は疑問に思ったのに、検索するほどでもなかった疑問」を、進化心理学と社会科学の研究だけで分解する大人の学び直しチャンネルです。 #素朴な疑問研究所 #専業主夫 #家族社会学