負けた理由は、全部わかっていた ― ノモンハンの記録で『失敗の本質』を検証する【戦争史】
戦史余話
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負けた理由は、全部わかっていた ― ノモンハンの記録で『失敗の本質』を検証する【戦争史】
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戦史余話
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1939年、ノモンハン。負けたあと陸軍の報告は「火力と補給が欠かせない」と書き、結論には「決着は白兵戦」と記しました。
なぜ分かっていたのに、繰り返したのか。名著『失敗の本質』が最初に取り上げるノモンハンを、防衛研究所の論文と当時の史料で確かめます。
見積もりの食い違い、届かなかった現地の声、30年前から変わらなかった考え方の並び順をたどります。
■ 目次
00:00 はじめに
01:31 3倍違った見積もり
02:38 境の川と粛清の見方
04:06 東京と現地・届かなかった声
07:07 戦場 1939年7〜8月
09:10 30年前の並び順
11:02 報告は何を書いたか
15:17 相手は形にしていた
16:16 まとめ
16:28 次回
■ この動画について
・誰か一人を責める話ではありません。戦いの場面も描きません。
・使うのは、誰でも読める公開の史料と論文です。陸軍の研究報告(1940年)は、論文に引用された部分を引用された形のまま使っています。
・『失敗の本質』の文章は読み上げず、中身をまとめて紹介しています。
・本の出版社・著者とは関係のない個人の検証です。
■ 主な参考文献
・戸部良一・寺本義也・鎌田伸一・杉之尾孝生・村井友秀・野中郁次郎『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』ダイヤモンド社、1984年/中公文庫、1991年
・三井英隆「ノモンハン事件から85年、関東軍が陥った意思決定の陥穽とは?——社会心理学における「集団浅慮」の観点から」防衛研究所 NIDSコメンタリー第337号、2024年 https://www.nids.mod.go.jp/publicatio...
・樋口俊作「日本陸軍の白兵主義再考 その1」防衛研究所 NIDSコメンタリー第230号、2022年 https://www.nids.mod.go.jp/publicatio...
・花田智之「ノモンハン事件におけるソ連の軍事と外交」防衛研究所 ブリーフィング・メモ、2017年9月号 https://www.nids.mod.go.jp/publicatio...
・防衛研究所 史料紹介「小沼治夫 1899〜1989年」2018年8月 https://www.nids.mod.go.jp/military_a...
・小池新「『戦車に火炎瓶とシャベルで挑む』たった1人の軍人・辻政信が推し進めた“ノモンハン事件”とは」文春オンライン、2019年9月22日 https://bunshun.jp/articles/-/14219
※兵力・距離・死傷者の数字は上記の論文に書かれた範囲で使っています。論文に書かれていない日付は言っていません。ノモンハン事件の経過には諸説あります。
■ 画像・地図
地図・図解・カード:戦史余話 作成
画面に出した画像(所蔵・提供元とライセンスごと)
〔Wikimedia Commons(CC BY/CC BY-SA・作者とライセンス。切り抜き・明るさの調整をしています)〕
・九四式三十七粍砲:Geni/CC BY-SA 4.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
・日本軍の銃剣:Pangalau/CC BY-SA 4.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
・関東軍司令部 旧址(長春):wanghongliu/CC BY-SA 3.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
・ガダルカナルに残された日本軍の砲(1942年ごろ):Archives Branch, USMC History Division/CC BY 2.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
・76mm 師団砲 ZiS-3(セヴァストポリ サプン山の博物館):Cmapm/CC BY 3.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
・雲の早回し(ベルフォール):Thomas Bresson/CC BY 3.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
・76mm 師団砲 ZiS-3(同・別の写真):Cmapm/CC BY 3.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
・1914年夏のヨーロッパの地図:Shadowboxer2005/CC BY-SA 4.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
・1914年のヨーロッパの地図:Petolaszlo/CC BY-SA 4.0 https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi...
ライセンス本文:CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/... / CC BY 3.0 https://creativecommons.org/licenses/... / CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/... / CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/...
CC BY-SA の画像を加工したもの(切り抜き・明るさの調整)は、元と同じ CC BY-SA のもとで提供します。
〔Wikimedia Commons(パブリックドメイン)〕
・NASA Blue Marble
・モンゴルと中国の位置図
・東アジアの白地図
・土居明夫の肖像
・秦彦三郎の肖像 ※サムネイル
・シベリアの旅の経路図(George Kennan)
・ハルハ河 8月攻勢の図
・クロパトキン『The Russian Army and the Japanese War』
・南西太平洋戦域の地図(1942年・テキサス大学図書館所蔵)
・1942年のソロモン諸島の地図
・ガダルカナル作戦の地図(1942年)
〔Wikimedia Commons(CC0)〕
・雲の早回し(ベルビュー渓谷)
・モンゴルの草原
〔国立国会図書館デジタルコレクション(保護期間満了) https://dl.ndl.go.jp/〕
・樋口紅陽『草原の肉弾 ノモンハン事件全貌記』1942年 https://dl.ndl.go.jp/pid/1130969
・教育総監部『「ノモンハン」事件小戦例集』1941年 https://dl.ndl.go.jp/pid/1461382
・『九四式六輪自動貨車取扱法及説明書』
・『改正歩兵操典 草案摘要通解』 https://dl.ndl.go.jp/pid/1087083
・『歩兵操典』1909年 https://dl.ndl.go.jp/pid/844492
・ノモンハン一帯の地図(極東国際軍事裁判 証拠3156号)
・ノモンハン一帯の地図(極東国際軍事裁判 証拠3156号B)
・『英国野外要務令草案』 https://dl.ndl.go.jp/pid/843417
・ノモンハン一帯の地図(極東国際軍事裁判 証拠3156号D・別の写し)
・『歩兵操典衍義 正編』 https://dl.ndl.go.jp/pid/844504
・『九四式三十七粍砲 参考書』
・『軍隊精神教育口授資料』 https://dl.ndl.go.jp/pid/842979
・ノモンハン一帯の地図(極東国際軍事裁判 証拠3156号D)
・ノモンハン一帯の地図(極東国際軍事裁判 証拠3156号A)
・『歩兵操典衍義 続編』 https://dl.ndl.go.jp/pid/844505
・『昭和17年 歩兵操典詳説』 https://dl.ndl.go.jp/pid/1456529
〔地形図のデータ〕
・ノモンハン一帯の地形図:地形 SRTM・GMTED2010(USGS)・ETOPO1(NOAA)、湖 Natural Earth、川 © OpenStreetMap contributors(ODbL) https://www.openstreetmap.org/copyright
映像:Pexels ほか(場面のイメージで、実際の場所・出来事の記録映像ではありません)
■ BGM・効果音
BGM:BGMer https://bgmer.net/
効果音:効果音ラボ https://soundeffect-lab.info/ ほか
■ 制作について
ナレーションには音声合成(AI音声)を使っています。
#戦史 #ノモンハン事件 #失敗の本質