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みんな大好きうんちの話を精神科医がします。

精神科医 芳賀高浩

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みんな大好きうんちの話を精神科医がします。

11 826 просмотров · 1 дн. назад
精神科医 芳賀高浩
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こんばんは。精神科医の芳賀高浩でございます。 今日は、皆さんが大好きな「うんち」の話をしようと思います。 私のチャンネルは、普段は精神医学について解説していますが、視聴者の皆さんは、どういうわけか下の話が大好きなんですよね。 下の話といっても、性的な話ではありません。うんちやおしっこの話です。 今回は、そんな皆さんの期待にお応えして、うんちについて医学的に解説したいと思います。 実は、この話をしようと思ったきっかけがありました。 ある日の夜、私がトイレでうんちをしたんです。 すると、自分でも驚くほど臭かったんですよ。 私は基本的に毎日排便があり、普段はそれほど臭いとは感じないのですが、その日に限っては、ものすごく臭かったんです。 便を流した後も、臭いが残っていました。 その後、娘がトイレに入ったんですが、10秒ほどすると、ドアを開けて「パパ、すっごいうんち臭くない?」と言ってきたんですよ。 私も「そうなんだよ。すごく臭いんだよ」と答えたわけです。 そんな出来事がありまして、今日はうんちの臭いと、排便したときの気持ちよさについて、精神医学的な視点も交えながらお話ししていきたいと思います。 うんちはなぜ臭いのか? まず、うんちの臭いについてです。 うんちというのは、もちろん誰でも多少は臭いものです。ただ、異様に臭いときもあれば、それほど臭くないときもあります。 公衆トイレに入ったときも、ものすごく臭いこともあれば、ほとんど臭わないこともありますよね。 では、この違いはどこから生まれるのでしょうか。 基本的に、便の臭いには食べ物と腸内細菌が関係しています。 私たちが食べたものは、消化管で消化・吸収され、残ったものなどが便として排出されます。その過程で腸内細菌がさまざまな物質を分解し、臭いの原因となる成分を作り出すんです。 例えば、肉や卵など、タンパク質を多く含む食品が関係することがあります。 代表的な臭いの成分として、硫化水素があります。 温泉地などで、腐った卵のような臭いを感じたことはありませんか。あの臭いの原因となる物質が硫化水素です。 また、便の特徴的な臭いに関係する物質として、インドールやスカトールがあります。 これらは、腸内細菌がタンパク質に含まれるアミノ酸などを分解する過程で生じる物質です。 インドール、スカトールという名前は、覚えておいてもいいかもしれません。 つまり、食事の内容や腸内細菌の働きによって、便の臭いは変わるわけです。 ただし、便が臭いからといって、必ずしも健康状態が悪いということではありません。 肉や卵は大切な栄養源ですし、脂質も身体に必要なものです。便の臭いを気にするあまり、極端に食事を制限する必要はありません。 また、食事内容がそれほど変わっていなくても、腸内環境の変化によって臭いが強くなることがあります。 私が経験したように、普段はそれほど臭くないのに、ある日突然ものすごく臭い便が出るというのも、珍しいことではありません。 ですから、便の臭いには食生活や腸内細菌が関係しているということを、まず理解していただければと思います。 うんちをすると、なぜ気持ちいいのか? さて、ここからが今日の本題です。 皆さん、うんちがスカッと出たとき、ものすごく気持ちよくありませんか。 逆に、便が半分しか出ていないような感覚、いわゆる残便感があると、とても不快ですよね。 私も日々診療していて、特に高齢の患者さんから排便について相談されることが多いんです。 「今日は便が出た」「今日は出なかった」 それだけで、その日の気分が大きく変わる方もいらっしゃいます。 つまり、排便というのは、生活の質、いわゆるQOLに直結する問題なんです。 では、どうしてうんちが出ると、あれほど気持ちいいのでしょうか。 これを理解するためには、まず腸の仕組みを知っておく必要があります。 私たちが食べたものは、胃から小腸へと送られます。 小腸では栄養素の大部分が吸収され、その後、大腸へと移動します。 大腸には、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸があり、その先に直腸と肛門があります。 大腸では主に水分の吸収が行われ、便が形成されていきます。 ここで、毎日便が出る人と、数日に1回しか出ない人の違いについて考えてみましょう。 毎日排便がある方の場合、便には比較的多くの水分が含まれています。 一方、5日に1回程度しか排便がない方の場合、便が大腸に長くとどまることで水分がより多く吸収され、硬くなることがあります。 そのため、毎日排便している方と比べると、便の量が少なかったり、硬い塊として出てきたりするわけです。 ただし、毎日便が出なければいけないというわけではありません。 数日に1回であっても、苦痛がなく、その方にとって自然な排便習慣であれば、必ずしも問題とは限らないんです。 重要なのは回数だけではなく、便の硬さや排便時の苦痛、残便感なども含めて考えることです。 排便の快感は、筋肉が緩むことと関係している では、排便の気持ちよさについて考えてみましょう。 便が直腸にたまると、便意が生じます。 しかし、便意を感じたからといって、その場ですぐに排便するわけにはいきませんよね。 私たちは、肛門周囲の筋肉などを働かせることで、便が勝手に出ないようにコントロールしています。 肛門括約筋や骨盤底筋群と呼ばれる筋肉が、その役割を担っているんです。 以前、肛門を専門に診療している医師とお話ししたことがあります。 その先生は、肛門周囲の筋肉が損傷すると便失禁などの問題につながることがあるため、非常に大切な組織なのだとおっしゃっていました。 つまり、私たちは普段、こうした筋肉を使って排便をコントロールしているわけです。 では、便意を我慢している状態から、トイレに行って排便するとどうなるでしょうか。 それまで便を保持するために働いていた筋肉が緩み、便が排出されます。 私は、この筋肉の緊張が解けることが、排便後の爽快感に関係しているのではないかと考えています。 もちろん、排便の気持ちよさはそれだけで説明できるものではありませんが、緊張していたものが緩むというのは、非常に気持ちのよい体験なんですよね。 ここで、精神科の薬の話をしたいと思います。 皆さん、デパスという薬をご存じでしょうか。 一般名はエチゾラムといいます。 デパスには抗不安作用に加えて、筋弛緩作用があります。 強い不安や緊張がある方というのは、身体にも力が入っていることが多いんです。 肩や首がこわばったり、全身の筋肉が緊張したりしているわけですね。 そこで筋弛緩作用のある薬を飲むと、筋肉の緊張が和らぎ、身体がふわっと軽くなったように感じることがあります。 この脱力感が、心地よさにつながる場合があるんです。 もちろん、エチゾラムには依存性などの問題があるため、安易に使用するべき薬ではありません。 ただ、筋肉の緊張が解けるという感覚を説明するには、わかりやすい例だと思います。 排便したときの爽快感も、これに少し似たところがあるのではないでしょうか。 便を我慢しているときは、身体が便を保持しようとしています。 それが排便によって解放される。 「もう我慢しなくていいんだ」 そんな感覚とともに、身体の力がふっと抜けていくわけです。 これは、非常に気持ちのよいことなんです。 私自身、排便がすっきり終わった後には、全身の力が抜けるような爽快感を感じることがあります。 その心地よさが、しばらく続くこともあります。 感覚的には、筋弛緩作用のある薬によって緊張が解けたときのようなイメージです。 もちろん、薬を1錠飲んだことと医学的に同等という意味ではありません。あくまでも、私なりのたとえです。 ただ便を柔らかくすればいいわけではない ここで、もう一つ重要なことがあります。 それは、便を出せば必ず気持ちいいというわけではないことです。 例えば、酸化マグネシウムなどの便を柔らかくする薬を使いすぎて、下痢になってしまった場合を考えてみましょう。 水のような便が何度も出てきたり、知らないうちに漏れてしまったりする状態です。 こういう排便は、全然気持ちよくありませんよね。 むしろ不快なものです。 なぜでしょうか。 私が注目しているのは、便を保持していた状態から、排便によって解放されるという過程です。 ある程度便がたまり、便意を感じ、それを適切なタイミングで排出する。 こうした一連の流れが、排便の爽快感につながっているのではないかと思うんです。 一方で、便を保持することができず、知らないうちに漏れてしまうような場合には、そのような爽快感は得られにくいでしょう。 つまり、便をただ柔らかくして、どんどん出せばいいというものではありません。 適切な硬さの便を、適切なタイミングで、無理なく排出できることが大切なんです。 便秘の治療では、酸化マグネシウムのような薬や、センナ、プルゼニドなどの刺激性下剤が使われることもあります。 どの薬にも特徴があり、必要性や副作用を考えながら使用することになりますが、目指すところは単に便を出すことだけではありません。 本人が苦痛なく、気持ちよく排便できる状態を作ることが重要だと思います。 排便コントロールは精神的な健康にもつながる ここまでお話ししてきたように、排便というのは、単なる老廃物の排出ではありません。 身体的な快適さだけではなく、精神的な満足感にも関係しているんです。 特に精神疾患をお持ちの方にとって、排便コントロールは重要な問題です。 精神科の薬の中には、便秘を引き起こしやすいものもあります。 また、活動量の低下や食生活の乱れなどによって、排便習慣が不規則になる方もいらっしゃいます。 便秘が続けば、お腹が張ったり、不快感が続いたりして、それだけで気分が悪くなってしまうこともあります。 反対に、しっかり便が出ると、身体が軽くなり、気持ちまで明るくなることがあります。 私としては、排便による爽快感というのは、もっと評価されてもいいのではないかと思っています。 毎日、あるいはその方にとって適切な頻度で、気持ちよく排便できる。 それだけで、日常生活の中に一つの快適な体験が生まれるわけです。 先ほど、デパスの筋弛緩作用についてお話ししましたが、排便は薬に頼らずとも身体の緊張が解けるような爽快感を得られる、自然な生理現象でもあるんです。 もちろん、排便に薬と同じ効果があるという意味ではありません。 ただ、毎日の生活の中で、自然に得られる気持ちよさを大切にすることは、精神的な健康を考えるうえでも意味があると思います。 ですから、精神疾患をお持ちの方にも、ぜひ排便コントロールに取り組んでいただきたいと思っています。 便秘が続く方は、食生活や水分摂取、運動習慣、服用している薬などを見直すことも大切です。 必要であれば医師に相談し、無理のない方法で排便習慣を整えていただければと思います。 うんちというのは、普段あまり真面目に語られることがありません。 しかし、排便は私たちの身体と心の両方に関わる、とても大切な生理現象なんです。 今日は、私自身のものすごく臭いうんちの体験から始まり、便の臭いの仕組み、そして排便の快感についてお話ししました。 皆さんも、ぜひご自身の排便について、少し関心を持っていただければと思います。 精神科医の芳賀高浩でございました。 明日も必ず19時にお会いしましょう。 それでは皆さん、また明日。さようなら。