【漫画】「おからなんかタダでも要らん」と見下された貧乏豆腐屋。所持金340円の留学生が、捨てる寸前のおからで作ったものは…
日本の食卓ものがたり
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【漫画】「おからなんかタダでも要らん」と見下された貧乏豆腐屋。所持金340円の留学生が、捨てる寸前のおからで作ったものは…
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「これは、おからです」
七月、商店街の公民館の理事会。
そう言ったのは、豆腐屋「三好屋」の女将、和江、七十一歳。
言われたのは、組合の理事の沢村、六十八歳。その手には、こんがり焼けた、ひと切れ。
隣では、所持金三百四十円の留学生、ダニ、二十二歳が、息をつめて見ていました。
話は、一か月前にさかのぼります。
毎朝、豆腐を作るたびに出るおからを、和江さんは、お金を払って、捨てていました。
赤字が二年続き、理事の沢村は言いました。
「おからなんか、タダでも要らん。来月の理事会までに黒字に戻せなけりゃ、廃業の勧告を出す」
そこへ、釜の湯気の匂いに足を止めた、ひとりの青年が現れます。
「これ、ごちそうです」
母国から持ってきた小さな袋を握りしめて、ダニは、捨てるおからを、もらってもいいかと言いました。
けれど、二度の失敗に、鼻をつく匂い。和江さんは、もうやめようと言いかけます。
倉庫の奥に眠っていたものが、何だったのか。「捨てていたもの」の本当の名前を、このとき、和江さんは、まだ知りませんでした。
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このチャンネルでは、日本の家庭の台所や食卓を舞台にした人生の物語を、漫画とナレーションでお届けしています。
母が握ってくれたおにぎり。祖母が漬けた梅干し。父が年に一度だけ作った鍋。
ひと皿の料理には、言葉にできなかった家族の思いが込められています。
懐かしい味を思い出しながら、どうぞゆっくりご覧ください。
見終えたあと、ご家族と台所の話をするきっかけになればうれしいです。
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※この物語は創作です。登場する人物・団体・地名・施設名はフィクションであり、実在のものとは関係ありません。
※映像の一部にAI生成画像を使用しています。