江戸を揺るがす誘拐事件。【銭形平次捕物控】「和蘭カルタ」――江戸阿呆宮|野村胡堂【朗読】ナレーター七味春五郎
七味春五郎の銭形平次【江戸捕物帳】時代ミステリ朗読
0:00 / 0:00
江戸を揺るがす誘拐事件。【銭形平次捕物控】「和蘭カルタ」――江戸阿呆宮|野村胡堂【朗読】ナレーター七味春五郎
626 просмотров · 1 день назад
七味春五郎の銭形平次【江戸捕物帳】時代ミステリ朗読
6,66 тыс. подписчиков
626 просмотров · 1 день назад
平次は密輸船と人身売買組織を摘発する大手柄を立てながら、本当に依頼された一人を救えな
📚あらすじ
江戸で頻発する子さらい事件のさなか、金座役人の息子・勇太郎が自宅前から姿を消します。平次は、ほかの誘拐とは手口が異なることに気づきながら、まず密輸船を利用した大規模な人さらい組織を摘発します。しかし、救われた子供たちの中に勇太郎はいません。やがて脅迫状が届き、事件の背後に、勇太郎を誰より愛していた乳母・お霜の歪んだ計画が浮かび上がります。
◆目次
00:00 江戸を騒がす「神隠し」の噂
01:32 金座の役人・石井家からの依頼:消えた七つのゆ太郎
03:27 事件の夜の状況:お春が目を離したわずかな隙
06:58 石井平四郎との面会:平次の違和感
10:37 南町奉行所での調査:各地で続く子供の失踪
13:55 事件の不一致点:なぜ「ゆ太郎」だけが狙われたのか?
14:49 捜査のヒントは「水辺」にあり
15:52 平次の秘策:「和蘭カルタ」を探せ
17:48 八五郎の潜入:長崎町の古道具屋へ
22:01 決死の張り込み:漆黒の海に浮かぶ怪しい小舟
25:22 深夜の激闘!人身売買の一味を追い詰める
28:07 勝利の後の暗雲:お春の悲劇
31:34 謎の脅迫状:二度目のゆすり
33:51 平次が仕掛けた「まずい字」の罠
37:51 真犯人の告白:歪んだ愛情が生んだ悲劇
45:26 事件の結末:平次が沈黙を守りたかった理由
#銭形平次 #野村胡堂 #朗読
📚 主要登場人物
銭形平次
神田の御用聞。誘拐事件と抜け荷組織の関係を見抜く。多数の子供を救出するが、勇太郎を見つけられなかったことを失策と考える。
八五郎/ガラッ八
平次の子分。和蘭カルタを探して江戸の唐物屋や薬種屋を歩き、密輸ルートの発見に貢献する。
お静
平次の女房。本作では身重で、平次が子を失う親の苦しみに強く共感する背景となる。
勇太郎
石井平四郎の七歳の長男。先妻の子で、身体が弱く、発育も遅れている。
お霜
勇太郎の乳母。生まれた時から勇太郎を育て、強い愛情を抱く。その愛が歪み、事件を引き起こす。
お春
十七、八歳の小間使。勇太郎が消えた際に縁台を離れたため、責任を感じて追い詰められる。
石井平四郎
金座の勘定役。仕事に追われ、家庭や子供に十分な関心を向けていなかった。
お君
平四郎の後妻。勇太郎とは継母と継子の関係。冷たく見えるが、失踪後は懸命に勇太郎を救おうとする。
文七
お霜の別れた夫。勇太郎誘拐の実行役。後に金銭欲を出し、身代金を要求する。
笹野新三郎
南町奉行所関係者。平次の捜査と密輸船捕縛に協力する。
📚用語集
和蘭カルタ
西洋渡来のカード。現在のトランプに近いもの。本作では禁制の舶来品として、密輸組織を探る手掛かりになる。
うんすんカルタ
和蘭カルタなどの影響を受けた日本製のカルタ。八五郎が探すが、平次が求めていた密輸品そのものではない。
抜け荷
幕府の管理を通さず、外国品を密かに輸入・売買する密貿易。
ギヤマン
ガラス製品。舶来の高級品を指す言葉として使われる。
唐物屋
中国や海外から渡来した珍しい品を扱う商人。
薬種屋
薬の原料や漢方薬を扱う店。海外産の人参、沈香なども扱った。
金座
金貨の鋳造や鑑定、管理を行った幕府統制下の組織。
極印
貨幣などに品質や正式な検査済みであることを示す印。
吹き立ての小判
鋳造された直後で、正式な極印を打つ前の小判。本作では追跡可能な身代金として使われる。
戌刻
江戸時代の時刻で、おおむね午後八時ごろ。
亥刻
おおむね午後十時ごろ。
一刻
時代や用法により差はあるが、本文ではおおよそ二時間程度の感覚で使われる。
神隠し
人が突然姿を消した際、神や怪異の仕業と考えた俗信。