(文学の意味)2025年京大国語文系用第2問(現代文)を解く
Cymbal
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答案(四を改訂):
一 いつでも地球上のどこかで本を読んでいる人がいて、その孤独な心はろうそくの炎のようであり、蛍の光のようでもあるということ。(60字)
二 物語の登場人物の倫理的立場の上下と、物語の中でのそれらの人物の価値の上下は一致しないということ。(48字)
三 読書の本質的な意義は孤独に作品と向き合うという点にあり、「物語を読むことの効用は何か」という相手の質問に掘り下げて答えようとすればするほど、自分と向き合うという読書の本質から遠ざかることになるから。(99字)
四 現実には人間の言葉や思想の力は戦いの中で生まれてくる面が確かにあるにもかかわらず、戦争を前にして自ら争わず文学の無力を嘆いてみせる人々には、文学を享受するのみである特権階級の驕りが感じられるということ。(101字)
五 言葉や文学は、人が読書を通じて自己や人間について考える機会を与え、戦争が起こった際にもそれを通じて人間の思想を高める力を持っているなど、人間の生命を育む営みの一つといえる価値があるため、無意味であるはずがないということ。(110字)
October 17, 2026.