オリジナル曲 | お化け記念日
雪ノ下佐助 / Yukinoshita
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オリジナル曲 | お化け記念日
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雪ノ下佐助 / Yukinoshita
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#ハロウィン #百合 #AI音楽
賑やかで悲しいハロウィンの物語。
エレクトロスウィングを取り入れたキュートなハロウィンポップ。
おもちゃ箱のようなサウンドに、いたずらっぽく表情豊かな歌声を乗せました。
以下、原作SS。
「ハロウィーンとお盆ってキャラかぶってると思わない?」
いきなり何言ってんだこいつは。生徒会室で生徒会長の椅子にふんぞり返っている発言者を見る。
別にその椅子に座っていること自体はおかしくないし、発言内容も、まぁわからないでもない。日本のハロウィン前提だと微妙だけど。
いや、あまりに脈絡がなさすぎてやっぱりおかしいよ。
1学期に生徒会長に就任したこのちび助は、小夜という。小柄で夜のような深い色をたたえた目をしている。
私はと言うと生徒会選挙でこいつに惨敗したものの二位につけたことで副会長となったのだ。
小夜は誰からも愛される。実務能力が壊滅的で私までお盆休みに駆り出されるはめになったが、人気だけはある。
そのかわいらしい見た目だけでなく、だれかれ構わずちょっかいをかけたり、お菓子を分けてもらったりという愛嬌だけで生徒会長になりやがった。
…こいつ、年中ハロウィンか?あと、さっきのハロウィーンってわざわざ伸ばしたのがちょっとイラっとっきました。
「あたし思うわけよ。年に2回もお化けが帰ってくることないって」
ハロウィンはわからないけど、お盆はご先祖様じゃないの?
「なので、戦って生き残った方をお化け記念日とします!」
いいから、手を動かしてよ…
「あ、でも、やっぱハロウィーーンヌはいらんかも」
なんでよ?と目で問いかける。もう発音には突っ込まないぞ。
「学校でみんなで仮装するじゃない?お盆だったら、こうして美月とふたりだけだもん」
にゃぱぁという笑い顔。
…はぁ。こうして私が許しちゃうのも悪いんだろうなぁ。
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「代行、代行?ハロウィンの行事はじまっちゃいますよ?」
生徒会室で目を覚ます。どうやらうつらうつらとしていたようだ。
夢の中では部屋がクーラーで寒いくらいだったが(あいつは暑がりだったのだ)、いまは10月31日、エアコンをつけなくてもすずしい。それに暑かったとしても、もう必要以上に室温を下げる必要はないのだ。
「やっぱり、ハロウィンも必要だよ、小夜…」
生徒会長の机の小夜の写真と花瓶に生けられた花にそうつぶやくと、私は魔女の恰好をして生徒会室を後にしたのだった。