【漫画】一日中家から出ない人は2種類です。「選んで家にいる人」と「出られなくなっていく人」を分ける7つの違い
シニアの人生トリビア
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【漫画】一日中家から出ない人は2種類です。「選んで家にいる人」と「出られなくなっていく人」を分ける7つの違い
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一日中家から出ない人は、2種類いる。
そう言ったのは、42年、この町の郵便受けを見てきた男でした。
市役所の税務課の窓口に42年。定年の日に「もう誰にも頭は下げない」と決めた小野寺修は67歳。口ぐせは「家にいれば、1円も出ていかない」。靴の底は3年たってもまるで減っていません。
ある日、郵便受けに3日分の新聞がたまっているのを見て、元・郵便配達員の丸山さんがインターホンを押します。「その靴、見せてもらってもいいかい」。
選んで家にいる人と、出られなくなっていく人。郵便受けの前から見ると、どちらも同じに見えるそうです。
家にいることを責める話ではありません。7つ目は、家が好きな方にいちばん聞いていただきたい話です。
作中の数字は、2026年10月の時点で公表されている調査をもとにしています。どの調査も傾向を示すもので、誰にでも当てはまるものではありません。外に出ないことが原因とは限らず、具合が悪いから外に出られない方も調査には含まれています。体や心の不調が続くときは、かかりつけの医師や、市区町村の窓口にご相談ください。
皆さまの、家で過ごす日の楽しみも、ぜひコメントで教えてください。
【もくじ】
0:00 はじめに
4:13 一つ目 週に1度、外へ出ているか
5:49 二つ目 出ないのか、出られないのか
7:53 三つ目 どこまで行くか
10:00 四つ目 外に出ても誰とも話していないか
11:33 五つ目 人と会うのは週に1度か
13:37 六つ目 困ったとき名前が出る人がいるか
15:35 七つ目 自分で決めて、家にいるか
17:26 それから
【作中に出てくる数字の出典】
・一つ目: 閉じこもりに統一された定義はなく、基本チェックリストに「週に1回以上は外出していますか」の項目があります(厚生労働省「介護予防マニュアル 第4版」2022年)。週1回程度以下の外出は新潟県与板町の調査で10.6%。この調査は庭先やごみ出し程度を外出に数えていません(藤田幸司ほか 日本公衆衛生雑誌 2004年)。65歳以上で外出が「ほとんど毎日」は55.4%、2〜3日に1回以下の合計は38.4%(内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する調査」令和5年度。合計は当チャンネルの足し算)
・二つ目: 新潟県与板町の65歳以上1,267人を2年追跡。新たに歩行の障害が出た割合は、外出が毎日の人で5.8%、週1回程度以下の人で約35%(46人中16人)。年齢や持病などをそろえても差は残りましたが、週1回以下の人は人数が少なく、具合が悪いから外出しないという逆向きの説明を著者も否定していません(Fujita K, et al. J Epidemiol 2006)。十分に歩けるのに週1回以下しか外出しない人は5.3%。歩行の障害は条件をそろえても差が残り、認知機能の障害と死亡は条件をそろえると統計的に有意ではなくなりました(新開省二ほか 日本公衆衛生雑誌 2005年)
・三つ目: 60歳以上19,822人を24か月追跡。自宅から1km以内の外出日数は要介護認定と関連が見られず、1〜10kmの外出が月4日以上の人は月1日未満の人より認定が約3割少ない結果でした。観察研究で、もともと健康な人に偏る可能性があります(Doi T, et al. J Frailty Aging 2025。国立長寿医療研究センター)。1日に立ち寄る場所が1か所多いと歩数が約1,324歩多い(富山県の65歳以上133人・一時点の調査。Uemura K, et al. Geriatr Nurs 2022)
・四つ目: 埼玉県和光市の65歳以上を4年追跡。男性は毎日外出していても、同居者以外との接触が週1回未満だと生活機能の低下と関連しました(Fujiwara Y, et al. Geriatr Gerontol Int 2017)。「交流なき外出」「外出なき交流」は著者の解説より(健康長寿ネット)。ひとり暮らしの高齢男性の15.0%は、ふだんの会話が2週間に1回以下(国立社会保障・人口問題研究所「生活と支え合いに関する調査」2022年)
・五つ目: 愛知県の高齢者12,085人を約10年追跡。同居していない家族や友人との交流(会う・電話・メールなど)が月1回未満の人は、毎日頻繁に交流する人に比べ、要介護2以上が1.37倍、認知症が1.45倍。週1回以上の群では差が見られませんでした。交流が週1回未満の男性は21.2%(斉藤雅茂ほか 日本公衆衛生雑誌 2015年)
・六つ目: 家族以外に親しい友人がいない60歳以上の男性は40.4%(内閣府「第9回 高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」令和2年度)。65歳以上で、同居の家族以外に頼れる人として友人を挙げたのは13.7%、近所の人は12.9%で、調査した4か国で最も低い結果でした(内閣府「第10回」令和7年度・令和8年版高齢社会白書)
・七つ目: 閉じこもりの類型の1つとして、健康にも環境にも支障がなく、自らの意思で家にいて、現状に満足している人が挙げられています。外出の回数を増やすこと自体を目的にせず、外で目的や役割をもった結果として増えることを目指すとされています(厚生労働省「介護予防マニュアル 第4版」第5章)。孤独感が「しばしばある・常にある」は70代で2.5%、全体で4.5%(内閣府「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」令和7年)。1人でいた時間は70〜74歳が6時間51分で全年齢で最長(総務省「社会生活基本調査」令和3年・コロナ禍の調査)
※本作品はフィクションです。登場する人物・団体は架空のものです。作中のイラストと音声には、生成AIで制作したものが含まれます。