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モンゴル帝国の歴史が全てわかるまとめ【草原の統一から大都を捨てる夜まで162年】【チンギス・ハン・フビライ・元寇を一本で】

万象通史

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モンゴル帝国の歴史が全てわかるまとめ【草原の統一から大都を捨てる夜まで162年】【チンギス・ハン・フビライ・元寇を一本で】

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万象通史
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一二八一年、晩夏。九州の西、鷹島の沖。「八月一日、風、舟を破る」と、元の正史は記しています。船団を送った皇帝はクビライ(フビライ)。その祖父が、チンギス・ハンです。 草原に白い旗を立てた一族は、東の海から西のロシアまでを従えました。それから百六十年あまり後のある秋の夜、皇帝は宦官の諫めを聞かず、夜半に門を開いて北へ去った、と正史は記します。 東の海から西のロシアまでを従えた帝国の皇帝は、なぜ、都を守って死なず、夜半に門を開けて草原へ帰ったのか。一二〇六年の草原から一三六八年の夜まで、モンゴル帝国の百六十二年を、史料と地図と今に残る場所でたどります。 ■ この動画について ・モンゴル帝国の終わりの年は辞典によって違います。元が都の大都を離れた一三六八年とするものと、草原に戻った元が明に大敗して王統が絶えた一三八八年とするものがあります。この動画は、チンギス・カンが即位した一二〇六年から一三六八年までを追い、一三八八年は終章で触れます。帝国がその後「分裂した」のか「元を中心にゆるやかにまとまった」のかも辞典で言い方が分かれるため、両方を紹介しています。 ・人の名前は、本編では辞典(『山川 世界史小辞典』)の書き方にそろえ(チンギス・カン、オゴデイ、クビライ、フレグ)、初めて出るところで、よく知られた書き方(チンギス・ハン、フビライなど)を添えています。タイトルと概要欄は、チンギス・ハン、フビライと書いています。 ・年は西暦で、この時代の西暦はユリウス暦です(今の暦に直すと七日ほど後の日付になります)。日本の出来事の月日は旧暦で言い、画面に添えた西暦の月日は国立天文台「日本の暦日データベース」による換算です。中国の出来事の日付は、史料の干支から同じ方法で換算しました。季節は今の暦に直して言っています。年齢は数え年です。チンギス・カンは生まれた年に諸説あるため、年齢を言っていません。 ・亀山天皇の即位は、動画では一二六〇年としています(位を継いだ正元元年十一月二十六日は、ユリウス暦で一二六〇年一月九日)。和暦では正元元年の末にあたるため、一二五九年とする本が多くあります。 ・一二八一年(弘安の役)の大風は、日本と元の両方の記録にあります。これを「神風」と呼んだのは日本の側で、社寺の祈祷と結びついた呼び方です。動画では「神風で勝った」とも「神風は無かった」とも言わず、その前の二か月の戦いと元軍の内情を並べています。一二七四年(文永の役)に元軍が一夜で去った理由は、四つの記録の言い分を並べています。 ・兵の数や死者の数は記録によって大きく違い、記録した人が書いた数として紹介しています(『元史』の「帰れた者は三人だけ」などは誇張の言い回しです)。チンギス・カンの死の事情、バトゥの軍が引き返した理由なども、諸説の形で紹介しています。 ・朗読した史料は、今の言葉に訳し、一部を略しています。『元史』(チンギス・カンの即位、国号を大元とする詔、日本への国書、文永・弘安の役、都を去る夜)と『高麗史』(金方慶伝)は翻刻から、ジュワイニー『世界征服者の歴史』はボイルの英訳から訳しています。『元朝秘史』はデ・ラケヴィルツの英訳から、ルブルクの旅行記とマルコ・ポーロ『東方見聞録』も英訳から紹介しています。『元朝秘史』は、物語を多く含む書として「秘史はこう語る」の形で紹介しています。『兼仲卿暦記』と『八幡愚童訓』は、水越允治氏の論文の引用によります。画面の国書は、東大寺に伝わる写し(一二六八年)です。 ・肖像のうち、後の時代に描かれたものは「後世の作」「後世に描かれた姿」と表示しています。チンギス・カンの肖像は元代のものですが、死後に描かれました。モンケ・バトゥ・フレグは十五世紀の写本の挿絵で、本人に似せた肖像ではありません。北条時宗の像は「伝」とされるものです。トゴン・テムルの姿は、周朗『仏郎国献馬図』(部分・北京 故宮博物院蔵)から取りました。一三四二年の献馬の場面を描いた画巻で、肖像画ではありません。トルイ、グユク、アリク・ブケ、オン・ハン、一山一寧、源実朝、後鳥羽院は、肖像を使わず名札だけにしています(ほかにも肖像を使っていない人物がいます)。 ・史跡の写真は、その場所の今の姿です。ブハラのモスク(十六世紀の再建。塔は一一二七年)やカラコルムのエルデニ・ゾー(後世の寺)のように、後の時代の建物も写っています。鷹島の木板は写真ではなく、松浦市教育委員会の公表をもとにした自作の図です。 ・ナレーションは音声合成を使っています。 ・誤りに気づかれた方は、コメントで教えていただけると助かります。確認のうえ、概要欄と固定コメントで訂正します。 ■ 主な参考資料 ・『元史』・『高麗史』(翻刻)・『元朝秘史』(I. de Rachewiltz 英訳)・ジュワイニー『世界征服者の歴史』(J. A. Boyle 英訳)・ルブルクの旅行記(W. W. Rockhill 英訳)・マルコ・ポーロ『東方見聞録』(Yule-Cordier 英訳)・『兼仲卿暦記』・『八幡愚童訓』 ・『山川 世界史小辞典』・『山川 日本史小辞典』・『日本大百科全書』(小学館)・『改訂新版 世界大百科事典』(平凡社)・『ブリタニカ国際大百科事典』・『マイペディア』・『旺文社世界史事典』・『旺文社日本史事典』・『精選版 日本国語大辞典』・『デジタル大辞泉』・『日本人名大辞典』・『日本歴史地名大系』 ・水越允治「文永の役に嵐は吹いたのか」(『天気』56巻11号)・石井智子「蒙古襲来に関わる教科書記述についての一考察」(『鶴岡工業高等専門学校研究紀要』58号)・橋本雄「蒙古襲来絵詞を読みとく」・叶新民「元代中国与欧洲友好往来的一段佳話」 ・国立天文台「日本の暦日データベース」・文化遺産オンライン「鷹島神崎遺跡」・福岡市の文化財「銅造亀山上皇立像」・九州大学附属図書館「蒙古襲来絵詞」解説・長崎新聞(鷹島海底遺跡の木板の報道) ▼源平合戦の回(北条の家の始まりと、土地を恩賞に御家人を従える鎌倉幕府の仕組み)    • 源平合戦の歴史が全てわかるまとめ【保元の乱から壇ノ浦まで】【平清盛と源頼朝】   ▼戦国時代の回(将軍のすげ替え)    • 戦国時代の歴史が全てわかるまとめ【応仁の乱から大坂の陣まで】【下剋上の始まりから終わ...   ▼江戸時代の回(「元寇」と同じ型の言葉「鎖国」と、モンゴルの後に立った清)    • 江戸時代の歴史が全てわかるまとめ【大坂の陣から黒船来航まで】【参勤交代・鎖国・三大改...   ■ 画像・映像 国立国会図書館デジタルコレクション パブリックドメイン/CC0:台北 国立故宮博物院、北京 故宮博物院、フランス国立図書館、フランス国立公文書館、ベルリン国立図書館、ヴァチカン機密文書館、ゲティ美術館、コーパス・クリスティ・カレッジ、トプカプ宮殿博物館、メトロポリタン美術館、九州大学附属図書館、国立公文書館、宮内庁、皇居三の丸尚蔵館、満願寺、東大寺、円覚寺、浄土寺 ほか(Wikimedia Commons 経由を含む) 地図:Natural Earth/国土数値情報(行政区域データ・国土交通省)を加工して作成(位置・経路・境界はおおよそ) 【CC BY・CC BY-SA(Wikimedia Commons)作者(ライセンス)とファイル番号。各ファイルは commons.wikimedia.org/?curid=番号】 ・そらみみ(CC BY-SA 4.0)76338979、59604655、52796386、60341356、73357985 ・Chinneeb(CC BY-SA 3.0)19372069 ・rheins(CC BY 3.0)60087934、54754331 ・そらみみ (Soramimi)(CC BY-SA 4.0)40028896 ・Denis Sorokin(CC BY 4.0)86261572 ・Yakov Fedorov(CC BY-SA 4.0)94394759 ・Akhemen(CC BY-SA 4.0)76697192 ・Kalpak Travel(CC BY 2.0)198774063 ・Hans Birger Nilsen(CC BY-SA 2.0)105081698 ・N509FZ(CC BY-SA 4.0)182887403 ・Honza Soukup from Czech Republic(CC BY 2.0)115203736 ・Samir Al-Ibrahem(CC BY-SA 4.0)95467087 ・Flaumfeder(CC BY-SA 4.0)90069769 ・Hisenv(CC BY-SA 4.0)45904065 ・Heartoftheworld(CC BY-SA 3.0)11904775 ・Equietern(CC BY-SA 3.0)27279066 ・Guilhem Vellut from Annecy, France(CC BY 2.0)149111632 ・663highland(CC BY-SA 4.0)138999221 ・663highland(CC BY 2.5)12110094 高評価・コメントをいただけると励みになります。 福岡の海岸の石の壁・鷹島の海・鎌倉の円覚寺・北京の土の堤のうち、いちばん「つながった」と感じた場所と、次にまとめてほしい歴史を、コメントで教えてください。 ▼使用素材のクレジット Daniel M. Dobkin / CC BY-SA 4.0 / https://commons.wikimedia.org/wiki/Fi... #モンゴル帝国 #世界史 #チンギスハン #フビライ #元寇