かごめの歌の真実を江戸時代の記録までたどる
むかし暮らし図鑑
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かごめの歌の真実を江戸時代の記録までたどる
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「後ろの正面だあれ」で終わる、かごめかごめ。夜に歌ってはいけない、とまで言われるこの歌には、遊女・処刑・流産・口減らし・埋蔵金……いくつもの怖い説があります。
その説を8つ紹介したあと、今の歌詞から江戸の記録まで、時代をさかのぼって確かめました。今回見つけた一番古い記録は、1779年の本。そこに書かれていた歌詞は……。
さらに、怖い説が載った雑誌・テレビ・本もたどっています。
※怖い説は「説」として紹介しています。今回の調べでは、怖い説を歌のもともとの意味だと裏づける記録は見つかっていません。起源そのものは断定できません。
※「想像図」「説の想像図」と出る絵はAIで作った補助の絵です。「当時の絵」と出る絵は、図書館が公開している本物の資料です。
※差別に関わる説は、人を傷つけるおそれがあるため取り上げていません。
▼目次
0:00 最後のひとことは?
1:07 かごめの怖い説 8つ
7:16 歌詞をさかのぼる
8:34 江戸の記録へ
9:55 一番古い記録(1779年)
11:34 8つの説を記録と照らす
12:15 1990年の記録に集まる説
13:49 記録でたどれる一番古い姿
14:40 記録に残る不気味な話
17:05 まとめ
▼出典(国立国会図書館デジタルコレクションほか。資料によって利用者登録や館内閲覧が必要です)
・『大通人穴』(1779)巻末の新刊広告「かごめかごめ籠中鳥」 https://dl.ndl.go.jp/pid/10301303/1/18
・棚橋正博『黄表紙総覧』(1986)『かごめかごめ籠中鳥』のあらすじ https://dl.ndl.go.jp/pid/12450337/1/99
・加茂佐和子「市場通笑」『国文』(1984)歌詞の由来をこじつける物語 https://dl.ndl.go.jp/pid/4413715/1/18
・森銑三(『日本古書通信』1974年8月)1779年の本の歌詞 https://dl.ndl.go.jp/pid/3362854/1/2
・鶴屋南北『四天王櫓礎』(1810年初演)『大南北全集』 https://dl.ndl.go.jp/pid/1017090/1/352
・振鷺亭・歌川国丸『芝居好家内安全』(1815)かごめ相撲 https://dl.ndl.go.jp/pid/9893223/1/37
・行智『童謡集』(1820ごろ)『近世文芸叢書』 https://dl.ndl.go.jp/pid/993464/1/142
・『紋切形』(1848)かごめ(籠目) https://dl.ndl.go.jp/pid/2536793/1/12
・『諸国童謡大全』(1909)東京の歌詞 https://dl.ndl.go.jp/pid/991944/1/30
・『諸国童謡大全』(1909)信濃とみられる歌詞 https://dl.ndl.go.jp/pid/991944/1/272
・『諸国童謡大全』(1909)鍋々底抜け https://dl.ndl.go.jp/pid/991944/1/35
・北原白秋 編『日本伝承童謡集成』なべなべそこぬけ https://dl.ndl.go.jp/pid/12466728/1/162
・文部省『小学校学習指導書』(1957)なべなべそこぬけの遊び方 https://dl.ndl.go.jp/pid/9542064/1/78
・鈴木勝忠『川柳雑俳江戸庶民の世界』(1996)江戸の句「かごめ〳〵かゞむと鍋の底が抜け」 https://dl.ndl.go.jp/pid/14156022/1/69
・坂内みつ子『子供の遊ばせ方』(1924) https://dl.ndl.go.jp/pid/939351/1/74
・『日本童謡民謡曲集』(1933)千葉県野田町地方・山中直治採譜 https://dl.ndl.go.jp/pid/1213350/1/23
・矢嶋松軒 編『江戸時代落書類聚』(1915)桜田門外の変の替え歌 https://dl.ndl.go.jp/pid/2562542/1/24
・中山太郎 編『日本民俗学辞典 補遺』(1935)地蔵遊 https://dl.ndl.go.jp/pid/1443883/1/79
・柳田國男『山の人生』(1926) https://dl.ndl.go.jp/pid/1183913/1/32
・柳田國男『民間伝承論』(1934) https://dl.ndl.go.jp/pid/1171782/1/103
・柳亭種彦『用捨箱』(1841)目籠は鬼のおそるる https://dl.ndl.go.jp/pid/2533766/1/19
・斎藤月岑『東都歳事記』(1838)2月8日 https://dl.ndl.go.jp/pid/8369317/1/43
・柳田國男 編『歳時習俗語彙』(1939)目籠と一つ目の怪 https://dl.ndl.go.jp/pid/1875573/1/199
・『社会と学校』(1949年1月)籠の中の鳥は遊女 https://dl.ndl.go.jp/pid/11029409/1/5
・山根キク『キリストは日本で死んでいる』(1958)カゴメカゴメの童謡は予言 https://dl.ndl.go.jp/pid/2979348/1/119
・宮崎惇『ぼくらの世界秘宝地図』(1971) https://dl.ndl.go.jp/pid/12932417/1/12
・『朝日ジャーナル』(1987年1月)カゴメカゴメ型の降霊術 https://dl.ndl.go.jp/pid/1811624/1/18
・『週刊新潮』(1990年6月)日本テレビ「謎学の旅」 https://dl.ndl.go.jp/pid/3378632/1/10
・『パジャマプレスの投書どんぶり』(1990) https://dl.ndl.go.jp/pid/13602747/1/107
・『ハロウィン』1990年11月号 読者欄 https://dl.ndl.go.jp/pid/1835716/1/197
・『ハロウィン』1990年12月号 読者欄 https://dl.ndl.go.jp/pid/1835717/1/200
・井手口彰典「童謡はなぜ〈怖い〉のか」『大衆文化』26号(2022) https://rikkyo.repo.nii.ac.jp/record/...
▼当時の絵
・振鷺亭 作・歌川国丸 画『芝居好家内安全』(1815) 国立国会図書館
・『江戸時代落書類聚』(1915)より 国立国会図書館
・市場通笑 作・鳥居清長 画『かごめかごめ籠中鳥』(1779)(部分) 東京都立中央図書館
・『紋切形』(1848) 国立国会図書館
・柳田國男『民間伝承論』(1934) 国立国会図書館
・『日本童謡民謡曲集』(1933)千葉県野田町地方・山中直治採譜 国立国会図書館
・『諸国童謡大全』(1909) 国立国会図書館
・行智『童謡集』(1820ごろ)『近世文芸叢書』(1912)より 国立国会図書館
・『大通人穴』(1779)巻末の新刊広告 国立国会図書館
・鶴屋南北『四天王櫓礎』(1810年初演)『大南北全集』(1926)より 国立国会図書館
・中山太郎 編『日本民俗学辞典 補遺』(1935) 国立国会図書館
・柳田國男『山の人生』(1926) 国立国会図書館
・柳亭種彦『用捨箱』(1841) 国立国会図書館
・柳田國男 編『歳時習俗語彙』(1939) 国立国会図書館
・東京都立中央図書館の資料は TOKYOアーカイブ(パブリックドメイン) https://archive.library.metro.tokyo.l...
▼BGM(OpenTracks(旧DOVA-SYNDROME))
・都市伝説 / shimtone https://opentracks.com/bgm/detail/7809
・コールドフィッシュ / かずち https://opentracks.com/bgm/detail/2744
・疑惑の霧 / Keido Honda https://opentracks.com/bgm/detail/4650
・Flutter / かずち https://opentracks.com/bgm/detail/1548
・今後ろに誰かが... / ハモおた https://opentracks.com/bgm/detail/13667
・かごめかごめのオルゴール・効果音は自作(旋律は1933年の楽譜より)
あなたが子どものころに聞いた、かごめの怖い話と、どこで聞いたか。そして、歌った歌詞の終わりを、コメントで教えてください。
#かごめかごめ #都市伝説 #江戸時代