【泣ける昭和フォーク】十年ぶりに帰る船を、港の坂で待っていた…「帰港坂」|Japanese Folk Ballad
うた物語 〜泣けるオリジナルソング〜
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【泣ける昭和フォーク】十年ぶりに帰る船を、港の坂で待っていた…「帰港坂」|Japanese Folk Ballad
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うた物語 〜泣けるオリジナルソング〜
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港へ下りる坂の上から、十年ぶりに帰る白い船を待っている歌です。
「待っていた」とは言わないと決めたまま、駅前で桃を買い、髪を結いなおして、防波堤の先に立ちます。
灯台が点くころ、やっと「おかえり」が言えるかもしれません。
■ 歌詞
港の坂を降りるころ
白い船が見えるはず
十年前の絵はがきに
「次は夏に帰る」と
鉛筆で書いたあなた
駅前の八百屋で
少し高い桃を買った
「昔のままじゃないね」と
笑われるために
髪を結いなおしてきたの
防波堤の先に立ち
夕陽をひとつ借りている
帰る場所を忘れぬよう
窓には麦茶を冷やした
あなたが手を振るなら
わたしは少し遅れて振る
待っていたなんて
言わないために
あのころ二人で埋めた
ラムネの瓶はもうない
それでも潮の匂いだけ
わたしを子どもに戻す
あなたは遠くを見たまま
何も言わずに笑うでしょう
防波堤の影が伸び
二人の靴に届くころ
「ただいま」ひとつ聞けたなら
桃をよく冷やしておくよ
年月の話はあとでいい
今日は船のことを聞かせて
帰り道の角まで
並んで歩ければいい
大げさな約束はいらない
明日になればまた忙しい
けれど夕焼けを覚えてる
そのくらいでいいのです
ほら 灯台が点いたから
そろそろこちらへおいで
おかえりはまだ言わない
笑った顔を見てからにする
■ この歌について
帰ってくる人を待つ歌ですが、別れや悲劇の歌ではありません。
十年前の絵はがき、少し高い桃、冷やした麦茶。言えなかった時間を、ありふれた準備で受け止めようとする女性の歌です。
最後に灯台が点くとき、彼女はまだ「おかえり」と言いません。笑った顔を見てからにすると決めています。
Original Japanese folk ballad about a woman waiting at a harbor for someone returning by ship after ten years. The song is quiet and warm: a peach from the station market, cold barley tea by the window, and a lighthouse turning on at dusk. All songs are original works created with AI.
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