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シューベルト「君はわが憩い」 七重奏 編曲:Mitsumasa

Mitsumasa Oyabu

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シューベルト「君はわが憩い」 七重奏 編曲:Mitsumasa

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Mitsumasa Oyabu
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シューベルトの「君はわが憩い」は、「君は憩い」と、 直接的に題を取っているものもありますが、 いわゆる「あなたは、私の安らぎです。」 という意味でしょう。 題目が説明文になるのを嫌って、 「君は憩い」と表題化したのではないかと、 私は思っています。 さて、この曲は、前回の「音楽に寄せて」と比べると、 伴奏にシューベルトらしい高度な工夫があります。 特に、26小節から30小節の、 主旋律が歌わない箇所なのですが、 面白い和音の組み合わせがあります。 最初は、写譜の入力を間違えたのかな?と思い、 目を凝らして原曲と照合しましたが、 間違っていません。 念のため、YouTubeで他の演奏の伴奏も聴きましたが、 演奏者によって、若干、音の響きに差があります。 しかし、どうも私の写譜と同じ演奏でした。 それで、私が「おや?」と思ったのは、 音が不協和音というわけではありませんが、 音が外れているように感じる、 いわば音痴っぽい音が混じっていたからです。 シューベルトがなぜこのようにしたのかは分かりませんが、 ここで、それまでの単調な流れを変えているのは、 面白い事実です。 それと、54小節~60小節の和音構成は独特で、 素晴らしいものがあります。 これは、主旋律の高鳴りをしっかり支えています。 このような箇所が2カ所ありますが、 そのあとの小節が、一旦、全休符となっており、 これも面白い工夫です。 つまり、この全休符は、 「黙して語らず」でしょう。 同じ旋律の繰り返しですが、 演奏はニュアンスが違って、 全休符の前の主旋律の付点四分音符は、 最初より、若干、音量を下げています。 旋律に繰り返しがあったときは、 やはり、ニュアンスを変えて演奏するのは、 歌詞も変われば、旋律の響きも変えるべきだと 考えているからです。 あと、29小節と52小節の同じ旋律の小節ですが、 16分音符の中に、さらに、 16分音符の装飾音符があります。 この小節を演奏するときは、 速度を落とさないと、極端な音の流れになるので、 ゆったりと、旋律を歌わせました。 この小節は、音痴っぽい音が混じった旋律から、 素直で自然な旋律になるところですから、 伴奏でありながら、しっかりと歌わせています。 さて、問題の動画の映像ですが、 テーマがテーマなので、困ってしまうのですが、 シューベルトが「憩い」というものを 光で表現するとしたら、 こんな映像を用いるのではないかと思って、 光を感じる動画を集めて構成してみました。 最後のシーンは、 湖の前にある誰も座っていないベンチの映像で 終わらせています。 つまり、「あなたは、私の安らぎです。」 ということを表現したかったのです。 わかっていただけたら、幸いです。